4割の人が所持している防災アプリ、年齢が高いほどインストール率が高い
2019.08.03![](https://dime.jp/genre/files/2019/08/00-12-770x515.jpg)
地震、津波、台風など……いつ、わが身に降りかかるかわからない災害。それに備えて非常食を備蓄したり、避難経路を確認したりすると共に、「防災アプリ」をダウンロードしておくのも一つの手だろう。
では、実際のところ、どれくらいの人が「防災アプリ」をインストールしているのだろうか?
そこで今回、NTTドコモの企業内研究所であるモバイル社会研究所による「防災アプリ」に関する調査レポートを紹介していきたい。なお、本レポートには、15~79歳の男女6,926名を対象にした調査データが用いられている。
防災アプリ、約4割がインストール
NTTドコモモバイル社会研究所では、2019年1月に防災とICTにかかわる調査を実施。すると、スマートフォン所有者のうち、自身のスマートフォンに防災アプリをインストールしている人が約4割いることが明らかになった(図1) 。
図1.防災アプリインストール状況
年齢が高いほど防災アプリのインストール率が高い
また年代別の防災アプリインストール状況を見ると、年齢が高くなるにつれて防災アプリ をインストールしている人が多いことがわかった。
70代では6割以上、60代では5 割以上が防災アプリをインストールしており、高齢者の防災への関心の高さがうかがえる結果となった。 一方で、10代は30.9%、20代では29.5%と、若年層での防災アプリをインストールしているのは3割程度だった(図2)
図2.防災アプリインストール状況(年代別)
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