なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

錦織圭、4時間26分の死闘「つらかった…」粘って16強

2019年06月01日 09時22分29秒 | スポーツ

錦織圭、4時間26分の死闘「つらかった…」粘って16強

 
 
 
2019/06/01 06:01
ベスト16進出を決め、ガッツポーズする錦織(カメラ・石田 順平) © スポーツ報知/報知新聞社 ベスト16進出を決め、ガッツポーズする錦織(カメラ・石田 順平)

◆全仏オープン ▽男子シングルス3回戦 錦織3―2ジェレ第6日(31日、パリ・ローランギャロス)

 【パリ31日=ペン・小林玲花、カメラ・石田順平】男子シングルス3回戦で世界ランク7位の錦織圭(29)=日清食品=が、初対戦となった同32位のラスロ・ジェレ(23)=セルビア=を6―4、6―7、6―3、4―6、8―6で破り、5年連続の16強入り。4時間26分の錦織史上4番目の長時間ゲームを制した。4大大会では5大会連続で4回戦進出。次戦は同38位のブノワ・ペール(30)=フランス=と対戦する。

 長かった。4時間26分の死闘に終止符を打った錦織は、限界まで追い込んだ両腕をゆっくり上げ、喜びをかみしめた。第1セットは第1サーブの成功率が92%。データ通り緩急をつけながら、うまく相手を崩した。第5ゲームに先にブレイクを許したが、直後の第6ゲームにブレイクを仕返し。「カモーン」とさけび、自身を鼓舞した。ただ、2セット以降は互角の戦いで、我慢比べに突入。取られたら取り返す。気付けば最終セット。すでに4時間近くたっていた。

 タイブレイクのない最終セットはいきなり0―3とリードを許した。「つらかった。勝つのは無理かと思ったがいつかチャンスは来る」と信じ、追いついてみせた。お互いに譲らず6―6。ともに険しい表情を浮かべギリギリの状態だったが、錦織はここでもドロップショットや鋭いリターンで攻めた。自分らしさを最後まで貫き、勝利をつかみ取った。

 追い込まれれば追い込まれるほど、強い。ATPツアーの公式サイトによると、錦織の最終セットの勝率は歴代1位の74・4%。5セットマッチでの勝率も78・8%(21勝6敗)で歴代6位。相手を前後左右にゆさぶり、ラリーで粘る錦織らしさが勝負どころで発揮された戦いだった。

 1回戦のアリスに続き、またも“初顔”と対峙(たいじ)。ジェレは試合前まで、クレーコートでの通算成績30勝19敗で、約61%の勝率を誇る。錦織も92勝38敗の約70%と得意としているとは言え“未知の相手”。試合前には「何となく頭には入っている。しぶとそうなイメージ。大きな武器はないけど、サーブ、ストロークもしっかりしている印象」と分析。格下とはいえ、気を抜かずにコートに立った。

 5年連続16強入りを果たして、いよいよ4大大会初制覇に向けた戦いが本格化する。次戦は3度目の8強入りをかけた4回戦で、相手は過去の対戦成績6勝2敗と得意にしている世界ランク38位のブノワ・ペール。「まず1回リカバリーして、また考えます」。体と心をリセットし、次なる挑戦者を


最新の画像もっと見る

コメントを投稿