井上、ラスト50メートルで競り勝つ「勝った瞬間、喜びが爆発した」/アジア大会
ジャカルタ・アジア大会第8日(25日)陸上が始まり、男子マラソンで日本歴代4位の2時間6分54秒の記録を持つ井上大仁(25)=MHPS=が2時間18分22秒で、日本勢で1986年ソウル大会の中山竹通以来となる優勝を飾った。園田隼(29)=黒崎播磨=は4位だった。
ラスト50メートルで競り勝った。エル アッバーシー(バーレーン)と併走しながら、ブンカルノ競技場に入ると、井上は最後の直線でライバルと手を接触させながらも体勢を崩さず。両手を広げてフィニッシュラインを越えた。
井上との一問一答は以下の通り。
--レースを終えて
「神経を削られた。きつかったけどれうしい」
--最後の直線勝負となった
「ラストスパートでは勝つ自信があった。最後に勝てたことはうれかった」
--レースを振り返って
「冷静な動きができて最後に温存できた。相手の選手が強くて、思ったより速かったので、最後まで我慢と思った」
--ゴールの瞬間は
「もうゴールかと思った。勝った瞬間、喜びが爆発した」
--日本勢で32年ぶりの金メダル
「タイムはお察しの通り。勝負に勝てたことは今後のプラスになる」
--沿道の応援は
「1人で走っていたら心が折れそうな場面があった。最後まで気持ちを振り絞って集中して走ることができた」
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