高校生グループ「T-nsSOWL」が主催した安全保障関連法に反対するデモ。山口二郎法政大教授(左端)も参加し、高校生らに連帯を呼びかけた=21日午後、東京・渋谷(田中一世撮影)

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 安全保障関連法に反対する高校生らが21日、全国各地で一斉デモを実施した。

 東京・渋谷では数百人が1時間かけて繁華街を行進し、「安倍晋三から日本を守れ」などとシュプレヒコールをあげた。

 参院選で野党統一候補の支援を目指す市民団体系の組織「市民連合」の中心メンバー、山口二郎法政大教授は街宣車でマイクを握り、高校生らに「皆さんと一緒に日本の平和と民主主義を守るため戦い抜きたい」と訴えた。

 デモは高校生グループ「T-nsSOWL」(ティーンズソウル)が主催した。ただ参加者は中高年層が目立った。