なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

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本格的な寒さ到来の前に!家族ではじめる冬のからだケア

2017年11月23日 18時48分42秒 | 健康・病気

本格的な寒さ到来の前に!家族ではじめる冬のからだケア


暦では立冬に入り、本格的な冬の季節に入ってきました。冷えや風邪など体の不調が心配になるこの季節。体は季節とつながっていて、季節によって体は変化していきます。季節の変わり目は天候も不安定ですが、体も気候の変化をとても受けやすく、逆に言うと、絶好の体ケアのチャンス。
過ごし方や温め方、キッチンで作れてしまうケアグッズなどをご紹介します。ご家庭でできる家族のケアを早めに取り入れて、冬に負けない元気な体を作りましょう。
 

冬の過ごし方とは?まずは手作りのケアを始めてみよう

ハーブティーでも美味しいエルダーフラワー
ハーブティーでも美味しいエルダーフラワー
冬は、昔から家で手作業をするのに向いている時期でもあります。神経をよく使う時期だからこそ、この部分を中心にケアをしましょう。目を酷使していることからくる首や頭、肩の緊張を和らげることも大切です。また体が渇きやすいので、ちびちびと水を飲むようにして水分補給を心がけてください。手作りのドリンクでまずは風邪を予防するケアを始めましょう。

■手作りその1:おすすめの飲み物<風邪予防にも!エルダーフラワージュース>
エルダーフラワーにはインフルエンザや風邪に効くと言われており、その他発熱や鼻、アレルギーの症状にも良いとされています。
材料 エルダーフラワー(乾燥)50g、てん菜糖 250g、水 500cc、クエン酸 小さじ2
《作り方》
1 水を沸騰させてエルダーフラワーを入れ、火を消してそのまま10分ほど置きます
2 茶漉しで漉した後、てん菜糖を加えてよく溶かしたらもう一度煮立たせます
3 火を止めクエン酸を入れてよく混ぜたら出来上がり

■手作りその2:あれ?と思ったら早めに作りましょう<大根のはちみつ漬け>
風邪のひき始めの咳や声がれ、喉の痛みに効果的なシロップです。1日スプーン1、2杯を目安に2、3回に分けて摂ってください。小さな子は白湯に混ぜてあげても。
材料 大根 100g、はちみつ※1歳未満の子には麦芽あめで代用 100g
《作り方》
1 皮付きの大根をさいの目に切って保存瓶に入れる。上からはちみつを注いで、蓋をして一晩寝かせます
2 大根は水分が染み出し、シワシワになったら取り出します
 

リラックスして、質のよい睡眠をとろう

睡眠は規則的に深く眠れることが大切です。そのために必要なことはどんなことなのでしょう?
まず、睡眠には「光」が大きく関係しています。ヒトは明るい光があると覚醒するようにできていますので、できる限り暗くして眠りにつきましょう。また朝はカーテンを開けて日光をたっぷり部屋に入れましょう。すっきりと目覚められます。次に、眠る時に体が冷え切っていないことも大切です。ゆっくり入浴したり、体を温める方法をご紹介します。

■手作りその3:心地よいバスタイムのお供に<しゅわしゅわバスフィズ>
材料 自然塩 大さじ1、重曹 大さじ1/2、コーンスターチ 大さじ1/2、クエン酸 大さじ1/2、無水エタノール 小さじ1/2、お好みの精油 5滴
《作り方》
1 無水エタノールに精油をあらかじめ混ぜておきます
2 1以外の材料を合わせて良く混ぜます。そこへ1を少しずつ入れて良くかき混ぜます
3 しばらくすると全体的にしっとりしてくるのでお団子状にして1日乾かしたら出来上がり。固まったら湿気を避ける袋などに入れて保存してください
※生後6ヶ月以降からお楽しみください

■ケアその1:温めるポイント<仙骨周辺>
ずっとパソコンの前に座っていたりして脳が疲れていたりすると、血流が悪くなり冷えてしまいます。そんな時には仙骨のあたりにカイロを当てて上向きに寝ると寝つきが良くなります。仙骨は背骨から繋がったお尻と腰の中ほどのところにあるハートのような形をした骨です。

■ケアその2:温めるポイント<脇の下>
たくさんの血管やリンパなどが交差する場所、脇の下。ここを温めると血の巡りが良くなり、深く呼吸をしたリラックスの状態で眠ることができます。また肝臓が弱っていたり、ストレスを強く感じている人にもおすすめです。

■ケアその3:温めるポイント<肩甲骨の間>
両肩甲骨の間には「風門」と呼ばれるツボがあります。風邪のひき始めのゾクゾクした時はここにカイロを貼って温めるてみましょう。またストレスの強い人や肩こりなども温めるとすっきりします。
 

タッチするだけでも力になる「手当て」

最初はゆっくりと、その日の楽しいお話をしながらでも
最初はゆっくりと、その日の楽しいお話をしながらでも
病気や怪我の処置をする、という意味だけではない手当て。触れることで落ち着いたり、繋がったり、強くなったり。皮膚の感覚は心とも大きくつながっています。親子のスキンシップだけでなく、ぜひご夫婦でも行なってみてください。

■ケアその4:元気をプラスする<行ってらっしゃい>手当て
片方の手で、相手の腰から肩へ向かって数回さすります。交感神経が刺激されて、元気が湧いてきます。最後は両手で、相手の両肩をポンと叩いて「行ってらっしゃい!」

■ケアその5:面と向かわないからこそ感じられる<ゆらゆら>手当て
二人で背中合わせに座ったら、背中をぴったりと近付けます。相手の背中を感じながら、力を入れずにしばらくゆらゆらと揺らしましょう。だんだんと背中が一つに感じられてきたら、一人は完全に力を抜いて相手に体を預けましょう。預けられた側はしっかりと受け止めましょう。これを交互に繰り返し、最後は真ん中に戻って深呼吸。ゆっくりとそれぞれの背中に戻ります。
 

植物の力でケアしよう

ケアの方法としても一般的になってきた植物の香りの力、アロマテラピー。日常生活に取り入れやすく、風邪やインフルエンザ予防が簡単にできます。ぜひ試してみてください。

■ケアその6:赤ちゃんからできる<芳香浴>
ティッシュに精油を垂らし、枕元に。これだけでも十分ですが、エアコンの吹き出し口に差し込むと部屋全体に成分が広がります。
おすすめの精油 ティートリー、ユーカリ

■手作りその4:冬の新習慣にしてほしい<風邪予防ルームスプレー>
材料 無水エタノール 10ml、精油 ユーカリ10滴 / ティートリー7滴 / レモン3滴、精製水 39ml、50mlが入る程度のスプレー容器
《作り方》
1 無水エタノールを容器に入れます
2 分量の精油を入れ、よく振って混ぜます
3 精製水を加えて、よく振り混ぜたら出来上がり

■手作りその5:乾燥やアトピーにも<潤いカレンデュラオイル>
材料 植物オイル(マカダミアオイルなど)100ml、カレンデュラ(キンセンカ)の花びら5g(乾燥)・30~50g(生)
《作り方》
1 分量はおおよそでOK。花びらを瓶いっぱいに入れ、オイルを注ぎ入れてしっかり蓋をします
2 日の当たる場所に置き、1日1回振り、2週間続けます
3 コーヒーフィルターなどで漉し、出来上がり。遮光瓶で保存します
※生後6ヶ月以降で使用してください。また使用前にパッチテストなどを行なってください。
 
そろそろイベントや会合など年末の予定が埋まり始めるこの時期。先手先手で予防しながら、楽しく忙しい時間を過ごしてくださいね。みんな元気で、笑顔あふれる仲良し家族。その1歩としても、簡単に始められるケアをご家庭で取り入れてみてください。

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