裏甘×辛 ドラマ、映画の感想

最近は映画の感想が多いです。
あとYouTubeの宣伝とか。

オホーツク沿岸にドラム缶漂着

2006-04-11 15:25:35 | つぶやき
今年に入ってから、オホーツク沿岸(特に知床)で大量の海鳥の死骸が見つかっていた。

その数なんと5000羽以上。

そしてついにその海鳥の死骸を食べたオオワシの死骸も見つかる。
そのほとんどに「黒い油のようなもの」が付着していた。

今月8日に「黒い油のようなもの」がオホーツク沿岸部の海岸で見つかる。
一部が腐敗して中味が流出しているドラムカン。
網走管内小清水町の止別川の河口近くに2本、北見市常呂町の海岸でも4本が発見された。
どちらにも石油会社のマークとハングル文字が書かれていた。

ボランティアで調査していた近隣の野鳥愛好家達の知らせもあり、道が本格的に調査したところ、斜里町で4本、網走市で8本、常呂町で3本見つかった。
9日に日本野鳥の会が行った一斉調査で、新たに紋別市の沿岸でハングルが書かれたドラム缶1本が見つかっている。
知床半島の突端部など、ボランティアが立ち入れない地域は未調査な為、雪解けとともに新たな被害が拡大する恐れも有る。


環境問題を自国だけで叫んでも意味が無い。
日本海沿岸などでも中国からの水質汚染が深刻化している。
5000羽以上の海鳥が死ぬなんて尋常じゃない。
「有り得ない事態」だ。
世界遺産になった知床は、沿岸の海だって無関係ではないはずだ。
同時に、俺達の口に入る水産資源の問題だってある。

今回のドラムカン、発見された場所がおかしいと思わないか?

海流の問題で流れ着いたにしては、あまりにも場所が遠いし集中しすぎている。
これは船からの不法投棄か、なんらかのアクシデントではないだろうか。
しかも「密漁絡み」だと推測している。(俺が勝手によ)
以前、「近隣国から来る密漁船は、船尾にロープで燃料が入ったドラム缶をくくりつけて来る」と聞いたことが有る。
最初から船に積んでいては、出向するときや拿捕されたときに問題になるからだそうだ。
まあ見たことがないから本当かどうかは解らないが(笑)
その話を聞いたときは、あまり気にもとめなかった。
漁船がドラム缶を何個も連ねている姿を想像して笑ったくらいだろう。
有り得ないなあと思いながら。
「有り得ない話」と「有り得ない事態」を繋げるのは、本当に有り得ない空想になるのだろうか?

まずは海鳥の死因とされるC重油と、ドラム缶から流出していた「黒い油のようなもの」が同じものであるのか。
今後の発表が待たれる。