8月2回目の練習です。まだ暑いです。
練習場所に入るとホッとします。
夏休み時期で参加メンバーが少なめでしたが、今回の練習も定演に向けてみっちり指導がありました。
まずは「アンダンテ・カンタービレ(チャイコフスキー)」から。
いつも先生から、息の出し方、入れ方について注意があります。今回も、音の出し方・終わらせ方に指導が多くありました。
「喉を広げて息を入れて音を出さないとダメです」
「もっと息を入れないとダメです]
「音のしまい方、音はしっかりと終わらせないとダメです」
などなどなど。
またフレージングについても細かく指導があります。
先生は指揮しながら声を出して歌うことがありますが、時に実際にご自分でクラリネットを吹いて伝えます。
そうするとフレージングを掴み易いですね。
一人一人ではそれぞれ違うフレージングを揃えていくとだんだんと音がまとまってくるように思えます。
さて、今回の定期演奏会の曲の中では「クレシタ」という曲を演奏します。
これはわが団「クラリネットアンサンブルGrow」が 創立10周年記念に際して、八木澤教司先生に委嘱した作品です。
「クレシタ」とはイタリア語で成長・繁栄を示す言葉で、わが団の「Grow」にちなんだ題名になっています。
2016年3月の第5回定期演奏会で鳥谷部先生の指揮のもと当団の演奏が世界初演となります。
以来3回にわたり演奏会にかけている曲で、今回の定期演奏会の一方のテーマである「これまでのGrow」を代表する曲です。
今回の練習でもしっかり指導を受けつつ演奏には手慣れた感触があります。
「十八番」であるべき曲ですので、さらに定演まで磨き上げていきたいものです。