豊前善三のつれづれ日記

　( Vol 1217 ) 西川農林大臣の　辞任提出　農林大臣の「分からない人には分からない」という発言の裏には　なにがあるのか

西川農林大臣は　分からない人には分からない　と記者に応えていた

その真意は　なにか

政治団体が国から補助金を受けた企業から寄付を受けたことを受けて　国会追求を受けるのを避けて　辞任を決めたともとれる


そもそも　政党助成金を設けたことから　考えると　企業からの寄付は　控えるように心がけるべきではないか

補助金を受けた企業から　寄付を受けた　ということに対しては　違法性はない　という認識を示していた　はずである

その認識の仕方に　問題があるのではないか


金銭に対する感覚に　とても　永田町の論理が　見え隠れする


国会運営を　速やかにするために　自分の姿勢を曲げてまでも　辞任を提出する　というのは　あまりにも　国民に対して　不誠実ではないか

本質的な　問題について　しっかりと向き合う姿勢こそが　大事なのではないか


その姿勢が見られないのが　残念である

永田町の論理の　古くささが　露呈されたようにも思う

辞任すれば　不問になるのか

辞任すれば　追求されないのか

確かに　いままでの国会は　辞任で逃れてきた

だからこそ　辞任を提出したのではないだろうか


西川農林大臣の　言動は　国民が納得しないのではないだろうか


寄付を受けない　という姿勢で　国会議員として活動してもらいたい

金銭感覚は　クリーンにしてもらいたい

筋繊維対する　透明性をもっと深める必要があるのではないか

お金のかからない　政治活動をしてもらいたい

豊前善三のつれづれ日記

　( Vol 1216 ) 沖縄県与那国町の　中学生以上の住民投票実施は　良い試み

陸上自衛隊の部隊配備への　賛否を問う投票を　選挙権のある人だけではなく

中学生以上の住民と　永久居住権を持つ外国籍の住民にも投票権を与えた　住民投票

これは　とてもすばらしいこと

日本の政治意識を　高めるには　小さいときから　関心を持たせる環境が大事である

その意味で　政治に関心を持たせる意識を高める土壌を　つくるために　すてきな試みである

投票の結果は　投票率　８５．７％　賛成票　６３２　反対票　４４５

賛成反対の意思を　８７％の人たちが　投票という形で　示した

政治への参加の　第一歩である

開かれた政治　誰でも参加できる政治　がここに示すことができたのではないだろうか


中には　十分な情報を中学生に与えないで　判断させるのはどうか　という意見もあるようだが　取り越し苦労ではないだろうか

というのは　現時点においても　選挙権を持っている人たちに　判断に足る情報はもたらされているのだろうか

むしろ　中学生に政治意識を持たせる　という点を　重視することではないだろうか

今回のことで　一票の重み　責任を　実感できたのではないだろうか


選挙権　１８歳以上

住民投票　中学生以上

という形にしていくことが　政治への参加の土壌がつくられていくのではないか

今日の　日本の国民の政治への関心を　持たせるためにも　今回の住民投票は　意義がある