豊前善三のつれづれ日記

　( Vol 1218 ) 「政治と金」の問題を解決するには　議員に助言する　参謀　指南役　そして秘書を　変えなければ　だめである

西川農林大臣　だけではない　過去に多くの議員が　問題を起こしている

その招いている原因は　議員の参謀　指南役　秘書　にある


議員は　成り立ての時　右も左も分からない

そのために　経験豊富な　秘書　参謀　指南役を　探し求める

その経験者が　問題なのである

経験ということが　慣習という形で　助言　励行される

新米議員は　そういうものだと　言いくるめられる

感化される　


議員を取り巻く参謀　秘書　指南役に　なにを求めるのか

お金を集めることを　求めるのか

政治にはお金がかかる　という言葉の暗示に　かかって　お金に終始


議員が問題を起こすのは　決まってお金がらみである


議員の行動を　正していくのが　参謀　秘書　指南役　の役割でもあるはずである

しかし　現実は　違っているようだ

いかにお金を集めることができるか　

それが　評価基準になっている

そのような評価を求める議員にしている　土壌こそが　改革しなければならない


まず　参謀　秘書　指南役の　刷新　意識改革　が急務である


議員一人で　政治は行われているわけではない

その影武者として　参謀　秘書　指南役が　存在する


あらゆる責任は　議員　参謀　秘書　指南役　の組織全体にある

だれかを　犠牲にすればよい　という　トカゲのしっぽ切りを　断行しては　なんの反省も起こらない

秘書がやった　参謀がやった　などと言い訳


逃げ得　を　容認　助長するだけだ


いままで　どれだけの議員が　この逃げ得　の手法を使ってきたことか

このような　選択行動は　許してはならない


議員　政党　サポートする人たち　すべての人たちが　いまこそ　意識改革すべきではないか


あまりにも　古い慣習を　持ち出しすぎてはいないか

豊前善三のつれづれ日記

　 ( Vol 1218 ) 西川農林大臣辞任に関連して　知らなかったで済むのか　議員の金銭感覚には　疑問を感じる

安倍総理は　西川農林大臣をかばうかのように　擁護

この考え方には　どこか金銭感覚に疑問を感じる

政治資金規正法を　どう捉えているのか

知っていても　知らなかった　と言えば　政治団体に対する議員の責任はない　とできる　ところに　不可思議さを感じる

これは　責任逃れの便法ではないか

以前にあった　記憶にございません　という国会答弁を思い出す


本質的な問題は　議員を支援する　政治団体のあり方ではないか

議員を支援する政治団体は　金銭を集める役割が　強い

そのことに対する　責任は　どう考えているのか

すべて　政治団体の責任者に　責任を丸投げ　という状態ではないのか

根本的な問題は　議員の政治団体の責任者の責任感覚

単なる法令遵守ではなく　グレーな部分にまで踏み込んだ法令遵守を考えるべきではないか

議員だけではなく　政治団体の責任者についても　法律的な責任が求められるようにすべきではないか

政治団体の責任者の責任は　議員にも連帯責任を負う　という厳しい処罰も　必要である


また　政党は　金銭感覚について　議員　秘書　政治団体に対して　再教育をする必要があるのではないか

いままでの慣習を　改める　という姿勢が　必要である

何度も　同じような　法令遵守に触れるような　問題が　起きていることに　危機意識を持つ必要があるのではないか


たまたま　やり玉に挙げられた　という感覚では困る

閣僚にだけ　法令遵守を求めるのではなく　すべての議員に　法令の遵守を求める　必要がある

野党の　閣僚に対する法令遵守攻撃は　国会における質問材料の　一つとしているが

閣僚だけではなく　すべての議員に対しても　チェックの目をもってほしいものである


お互いが　チェックの目を持つことによって　法令遵守の姿勢が構築されるのではないか

その中で　グレーゾーンについても　チェックしなければならない

グレーゾーンは　セーフではなく　アウト　という認識を持つ姿勢　を指導する必要がある

政党　議員は　今までの慣習を　改革するという　姿勢をもってもらいたい　ものである　

このような　法令遵守に触れるような問題が　繰り返されるごとに　政治家の法令遵守の意識の低さを感じる

国民の信頼を得る　という姿勢を　常にもってもらいたい


議員という　特権に　あぐらを　かいていないか

政府与党という　特権に　あぐらをかいていないか

自らを　正す姿勢を　持ってもらいたい


特に　自民党には　それを強調したい

法令遵守をできなかった　議員には　次回選挙には　立候補できないくらいの　制裁処置を　設けるくらいの　政党の姿勢を示しても良いのではないか