ばあばの徒然日記

日々の出来事や趣味の草木染のことなど徒然なるままのばあばの暮らし

実家の稲刈りが終わりました。

2014-09-23 | 日記
今年も実家の稲刈りがやっと終わりました。4日間手伝いに行きました。
 コンバインではなく、1条づつ刈る旧式のバインダーで刈るので時間がかかる。
 おまけに田んぼがぬかって、足がズブズブ入ってしまうし、バインダーも泥が詰まって動かなくなる。
 そうするとタイヤを外し、バケツに汲んだ水で洗うので何とも時間がかかる。
 
 甥の話では、今年は湿原用のタイヤを買ったのでうまくいくという事だったが、
 やっぱり今年も調子がいいと思うと泥が詰まる。
 
 私はもっぱらぬかってバインダーが入れないところを4日間鎌で手刈りをしました。
 刈る労力よりも、田んぼの中を動くだけで、エネルギーを使い果たしました。
 足が入ると抜けなくなるので、板を敷くとやりやすいと姪がいうので板をしてやってみると、
 確かに足の入るのは違いました。
 今まで、尻もちをついたことはなかったけれど今年は一回尻もちをつきました。
 (筋力のおとろえか・・・)
 
 悪戦苦闘の末、4日で刈り終え、ハゼ掛けしました。
  
 仕事が終わったら、義兄が「この米喰って死ねるかな・・」と言いました。一瞬耳を疑いましたが、
 明るく「何言ってるの、後1か月よ。大丈夫よ」と言いました「あげてもらったんでは味がわかんないからよ」と
 言いました。
 愚痴を言わないで、黙々と仕事する義兄ですが心の中でそんな事を考えていたのかと思いました。
 肺がん手術、6月に腹部大動脈瘤の手術と、大病を克服している義兄は85歳になります。
 おいしい自慢の新米を早く、イッパイ義兄に食べさせてあげたいと思います。