一月半ば過ぎに、姉が逝ってしまいました。
いつかはこういう日が来ることは、考えていましたが余りにも突然その日が訪れました。
救急車で入院して3日目の夜に、スーッと息を引き取りました。
入院の知らせで、病院に向かう車の中で姉との出来事、思い出が色々と頭の中をよぎりました。
姉は元気そうだったので、姉へのお礼の言葉は、これからまだまだ入院生活が続くと思いゆっくり話す
時があると思いました。
姉は父が戦死してから、母を助け、私たち幼い弟妹のため家計を支え続けてくれました。
私たちのとと姉ちゃんだったのです。10歳違いの姉は、姉であり母であったのです。
姉にきちんとお礼の言葉を言えなかった事が悔やまれます。
(思ったことは、とって置かないですぐ言葉にしておくべきと今回強く思い知らされました。)
今迄「あまり悲しんでいると成仏できないから…」とか、愛別離苦は世の定めとは分かっていても、
我がことになるとなかなか難しいことです。
チコちゃんに叱られても「ボーっと生きていられる」のは幸せな事だと思います。