確か、昨日の話の1~2年後のことだったと思います。
まだ表参道の街路樹のイルミネーションが
年末に行われていた頃の話です。
まだクリスマスイヴの数日前だったかな。
渋谷の教室で仕事が終わった後、
表参道に出てイルミネーションを見ながら、
そのままずっと表参道を原宿まで歩いて行きました。
(ちなみにもうその年は一人で寂しく行きましたが…。(笑))
もう今はやってないと思うんだけど、
その時は代々木公園の入り口の道路渡って左側、
国立代々木競技場の第一体育館の前の広場のところに、
大きなクリスマスツリーがあったんだよね。
ま、ツリーと言っても本当のモミの木ではなくて、
大きな白い三角錐のオブジェにイルミネーションや装飾を
付けたものだったけど…。
それでもあの周辺にはビルが無くあたりが暗いせいでしょうか、
ひときわ美しく輝いていました。
子供を連れて家族で見に来ていた人もいたね。
たいてい子供は「もっと見ていたいよ~!」って言うんだけど、
親は「寒いから早く帰りましょう。風邪引くわよ」ってね。(笑)
そんなやりとりをしている家族がいっぱいありました。
大人は一目見て「ああ、きれいだね」って頭で理解しておしまい。
でも、子供はそうじゃないからね。
キラキラと輝くツリーにすっかり心を奪われているわけです。
なるべくなら飽きるまで見せてあげてほしいなぁ…
と思いながらそれぞれの親子のやりとりを聞いていました。
せっかく来たんだし、いいじゃんね。(笑)
もちろん、もし僕が親になったなら、
ああいう場合は子供が飽きるまで付き合ってあげよう!
って思っていますよ。(笑)
さて、きれいなものはどうしてもみんな近くへ行って見たがります。
そういうわけでやっぱりツリーのすぐ近くに人が集まっていたね。
でも、僕は東京タワーでの教訓から、
こういうものは少し遠くから見た方がきれいなんだよ!
って分かっていたので、
ちょっと離れたところをぐるっと一周しながら
ツリーをじっくりと観賞していました。
その時、あることに気付きました。
僕がぐるっと回ったところよりもさらに離れたところに、
三脚にカメラを付けて写真を撮っている人がいたのです。
大きなツリー全体をフレームに収めるためには
あのくらい離れても当然かなと思ったのですが、
よく見るとレンズがツリーの上の方を狙っています。
ちょっと気になったので
僕もその人のいるところへ行ってみたのですよ。
そしてツリーの方を振り返ってみると…。
クリスマスツリーのてっぺんって星が付いているでしょ?
その電飾で光り輝く星のはるか上方にまっすぐ目をやると、
なんと本物の満月が光っているではありませんか!
思わずそのカメラマンの人とお互いに顔を見合わせて
「おお~っ!こりゃきれいだね!」
…ってことはありませんでしたが(笑)、
心の中では気持ちが通じ合ったに違いありません。
だって、あの時ツリーの周りにはたくさんの人がいたけれど、
あの光景に気付いてそれを見ることができたのは、
きっと僕とそのカメラマンの2人だけなんだからね。
満月はかなり空高くにあったので、
あのポジションに行ってツリーを見上げなければ、
てっぺんの星と満月とをうまく一緒に見ることは
恐らくできなかっただろうと思います。
しかも、肉眼で見る感じでは、ツリーのてっぺんの星と満月は
ちょうど同じくらいの大きさに見えたんだよ。
実にロマンチックでしょ!
本当に良いものが見られたので、とにかく僕は大満足でした。
みんなとちょっと違う行動をすると
こういうふうに良いこともあるんだよ。
女の子と一緒だったら本当はもっと良かったんだけどね。(笑)
では、今日はここまで。
僕のホームページもよろしく!
こちらです。⇒ guitarbuddha's homepage
まだ表参道の街路樹のイルミネーションが
年末に行われていた頃の話です。
まだクリスマスイヴの数日前だったかな。
渋谷の教室で仕事が終わった後、
表参道に出てイルミネーションを見ながら、
そのままずっと表参道を原宿まで歩いて行きました。
(ちなみにもうその年は一人で寂しく行きましたが…。(笑))
もう今はやってないと思うんだけど、
その時は代々木公園の入り口の道路渡って左側、
国立代々木競技場の第一体育館の前の広場のところに、
大きなクリスマスツリーがあったんだよね。
ま、ツリーと言っても本当のモミの木ではなくて、
大きな白い三角錐のオブジェにイルミネーションや装飾を
付けたものだったけど…。
それでもあの周辺にはビルが無くあたりが暗いせいでしょうか、
ひときわ美しく輝いていました。
子供を連れて家族で見に来ていた人もいたね。
たいてい子供は「もっと見ていたいよ~!」って言うんだけど、
親は「寒いから早く帰りましょう。風邪引くわよ」ってね。(笑)
そんなやりとりをしている家族がいっぱいありました。
大人は一目見て「ああ、きれいだね」って頭で理解しておしまい。
でも、子供はそうじゃないからね。
キラキラと輝くツリーにすっかり心を奪われているわけです。
なるべくなら飽きるまで見せてあげてほしいなぁ…
と思いながらそれぞれの親子のやりとりを聞いていました。
せっかく来たんだし、いいじゃんね。(笑)
もちろん、もし僕が親になったなら、
ああいう場合は子供が飽きるまで付き合ってあげよう!
って思っていますよ。(笑)
さて、きれいなものはどうしてもみんな近くへ行って見たがります。
そういうわけでやっぱりツリーのすぐ近くに人が集まっていたね。
でも、僕は東京タワーでの教訓から、
こういうものは少し遠くから見た方がきれいなんだよ!
って分かっていたので、
ちょっと離れたところをぐるっと一周しながら
ツリーをじっくりと観賞していました。
その時、あることに気付きました。
僕がぐるっと回ったところよりもさらに離れたところに、
三脚にカメラを付けて写真を撮っている人がいたのです。
大きなツリー全体をフレームに収めるためには
あのくらい離れても当然かなと思ったのですが、
よく見るとレンズがツリーの上の方を狙っています。
ちょっと気になったので
僕もその人のいるところへ行ってみたのですよ。
そしてツリーの方を振り返ってみると…。
クリスマスツリーのてっぺんって星が付いているでしょ?
その電飾で光り輝く星のはるか上方にまっすぐ目をやると、
なんと本物の満月が光っているではありませんか!
思わずそのカメラマンの人とお互いに顔を見合わせて
「おお~っ!こりゃきれいだね!」
…ってことはありませんでしたが(笑)、
心の中では気持ちが通じ合ったに違いありません。
だって、あの時ツリーの周りにはたくさんの人がいたけれど、
あの光景に気付いてそれを見ることができたのは、
きっと僕とそのカメラマンの2人だけなんだからね。
満月はかなり空高くにあったので、
あのポジションに行ってツリーを見上げなければ、
てっぺんの星と満月とをうまく一緒に見ることは
恐らくできなかっただろうと思います。
しかも、肉眼で見る感じでは、ツリーのてっぺんの星と満月は
ちょうど同じくらいの大きさに見えたんだよ。
実にロマンチックでしょ!
本当に良いものが見られたので、とにかく僕は大満足でした。
みんなとちょっと違う行動をすると
こういうふうに良いこともあるんだよ。
女の子と一緒だったら本当はもっと良かったんだけどね。(笑)
では、今日はここまで。
僕のホームページもよろしく!
こちらです。⇒ guitarbuddha's homepage