ソロモンはかの有名なダビデ王の息子だった。
その彼の知恵は外国にまでとどろくほど優れており、
シェバの女王が贈り物を携えて訪れてきたほどであった。
しかしそのソロモンも妻700人、そばめ300人を持ち、
その外国人の妻たちの神々を拝むようになった。
アブラハム、イサク、ヤコブの神、イスラエルの主である神を崇めずに、
他の神々に心を移したので、神はソロモンに怒りを発せられた。
そうして彼からエルサレム以外の街を取り上げられたのである。
聖書に出てくる王の中でも、ソロモンほどの知恵のある勇者はほとんどいないのに、
彼でさえ生涯、唯一の神を礼拝することはできなかった。
世の中のいつの時代も有力者の裏で「女性」が影響を与えているというのは、
何世紀も前のイスラエルでも、日本でも同じ事なのだろう。
・・・というわけで、我が家の「聖書音通読」はつつがなく進んでおり、
第一列王記がもうすぐ終わろうとしている。
いいペースではないか!
くぅ