今日はキリスト教では「シュロの聖日」という。
イエスさまがロバに乗ってエルサレムに入城された日だ。
そしてこの1週間のうちに多くの出来事が起こる。
この「受難週」の記載は福音書の33%を占めているらしい。
木曜日に弟子たちの足を洗い、最後の夕食を共にされ、
ゲッセマネの園で心からの祈りを捧げられた。
そして受難の金曜日、私たちの罪のため十字架にかかられ、
3日目、その日曜に復活され甦られた。
その日、神さまのみ心は全て成就しイエスさまは40日間弟子たちと共に過ごされた後、
聖霊さまを私たちに与えて下さって、父なる天の神さまのもとへと還られた。
この1週間はイエスさまの痛みを覚えて、心から祈りを捧げ、
イースターの復活を待ち望む。
クリスチャンにとってはクリスマスと同じ意味を持つ大事な日々なのだ。
その時、私たちはイエスさまの流された血を思い、
背中にむち打たれた痛みを思い、
何の罪もないイエスさまが私たち全ての民のために身代わりになってくださったこと、
その痛みをイエスさま自身も「もし取り除けるのなら・・」と祈られたこと、
それでも父なる神さまのみ心に従いますと言われたこと・・・。
これら全てを心に感じて過ごす大事な週になると思う。
今も生きておられるイエスさまが今週も共にいて下さいますように。
あなたを私たちのただ一人の主として見上げ、
十字架の贖いを心より感謝致します。
私たちの健康を守り、格別の祝福と恵みがありますように。
Amen.
(今日の講壇の花)
くぅ