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ジュエリーや日々のよもやま話に
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ピンクダイヤ

2015-06-19 15:51:00 | 宝石

 今までいろんなルースを見て、リングになったものもネックレスも目にして、
 憧れのジュエリーというのは次々と出てくるものだと思った。
 この石を手に入れたらもう欲しいものはないな、と思っていても、
 Webで見つけて、またセイレーン・アズーロのデザイナーの田中さんから見せてもらって、
 ホーッとため息をつくようなルースはまだまだある。

 もちろんダイヤやルビーやサファイアといった王道のものもステキだ。
 モリスのモゴック産のルビーには何百万円という値が付くのも、
 そのルースを見たら吸い込まれそうになる魅力。
 非加熱のサファイアの天然の美しさにとりこになる。
 そういったことはよくある。

 ただ、いろんなジュエリーを楽しみたいというのが私の気持ちの中にあるので、
 珍しいもの、特別だと思えるものを探して、
 今日まで田中さんにも頼んで手に入れてきたなぁと思う。

 最初に知ったのはパライバトルマリンだった。
 そんな石は知らなかったのに、一目見て撃沈!
 あの蛍光青緑の美しさに魅入られない人はいないと思う。
 その後、アイスブルーダイヤ、デマントイドガーネット、アレキサンドライト、
 タンザナイト、アストラリス(ガブリエル)カットと呼ばれる耀きの強いダイヤetc.
 
 そして今回、特別に目を付けたのはパパラチアサファイヤ。
 それも田中さんがものすごくいいカラーのものを探して下さったので、
 これも私のコレクションの特別品になること間違いない。

 ☆パパラチアリングの出来上がり予想図(合成写真)☆

 

 この「蓮の花」と呼ばれるピンクともオレンジとも捉えられる、
 何とも言えない妖艶な色がパパラチアサファイアの魅力。
 よく田中さんが私のイメージそのままのルースを探し出して下さったと思う。

 そうやって、もうこれで他にどうしても欲しい新しい種類の石はない!と、
 今までも思ってきたのに今回まだ残っていたことに気付いてしまった。
 いや、このジュエリーの魔法はそれの繰り返しかもしれない。
 その手に入れたい石は「ピンクダイヤモンド」だった。
 ピンクダイヤはオーストラリアのアーガイル鉱山で100%産出されている。
 でもあと3年くらいでこの鉱山からはもう採れなくなるらしい。
 3年後にはピンクダイヤの値段が今でも高いのに更に高騰するだろうと言われている。

 もちろん非加熱のピンクダイヤの話だけれど、
 非加熱で0.3ctくらいあれば値段は7桁に跳ね上がると思う。
 トリート(加熱処理)したものでもファンシーカラーのものは高いのに、
 非加熱なんてとても考えられない。
 トリートでもいいからピンクダイヤが今度のターゲットになりそうな予感。
 ctが小さくてもピンクダイヤを持っているという自己満足が、
 これを手にする人達を魅了しているのだと思う。
 いつか欲しいなぁ~~~~。

 ピンクサファイアやピンクスピネルとも違う淡いピンクの中に、
 ダイヤの力強い耀きが宿っている。
 究極の贅沢だなーーと思う・・・。

 

 

 

 くぅ

コメント (4)
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