「プリンター、役に立つのは、年賀のみ」
年賀状の印刷を控え、プリンターを買い換えられた方も多いのではないでしょうか。筆者もその一人です。
筆者のプリンター遍歴は、以下の通りですが、その時々のニーズによって気まぐれに購入していました。
1997年 Alpls Microdry Printer MD-2000J
現在は販売されていませんが、当時のインクジェットプリンタは、印刷後に乾燥しないと滲みが発生しやすく。それを嫌って決めました。はがき印刷の汚れがありませんでした。
2001年 Cannon BJ M70
小型のモバイルプリンタのはしりです。海外赴任前に購入しました。小型で海外の電源電圧に対応しているだけでなく、バッテリーでも動作します。印字速度は遅いもののスキャナーがついていて、コピーできたりと優れものでした。とにかく役に立ちました。
2003年 HP PSC 1310
この頃になると、コピー、スキャン、プリンターが一体になったしかも格安の製品が登場します。確かに便利なのですが、海外製品だからなのか、はがき印刷が苦手なのが玉に瑕でした。
2005年 HP PSC 1510
HP PSC 1310を売り(値段が付いてよかった!)後継機種を購入しました。理由は、インクカートリッジを買うよりも実質的に安かったからです。9,800円でした。この頃から、プリンターの本体がインクカートリッジの値段とほぼ同じというプリンターが登場します。つまり、毎年買い換えた方が価格性能比がよくなるという事態が発生しました。しかしもったいないので暫く使うことにしましたが、Windows Vistaの対応が不完全でした。安いから仕方がないのでしょうか。
そこで今年は、値段は高くても多機能なものにしてみました。
最近Faxをよく使うのと、書類をスキャンしてファイルで保存する事が増えたのも理由の一つです。基本的にはいいものを買って長く使いたいのです。
いろいろと検討しました結果、Brother MFC-495CNとなりました。どのメーカーも同じような製品を出しているのかと思っていましたが、そうでもありませんでした。Cannonには適当なモデルが無く、EPSONは性能は最高でコンパクトですが手頃なモデルがありませんでした。HPにはいいモデルがあり、少し悩みましたが、あまりにサイズが大きいので止めました。
Brother MFC-495CNは印字品質はまあまあですが、自動原稿読取付きのコピー、ファックス、スキャナ、無線/有線LAN、PCファックス、欲しいものは全てついていましたが、サイズも小さく、価格も比較的手頃の24,800円でした。インクも4,000円以下と安めです。新製品のため定価でしたが、量販店のため込んだポイントで間に合いました。
筆者のPC環境はノートPCです。冬期はコタツの上で使います。
印刷時にプリンターを運んできて、接続する手間が無くなり、Faxするときに一度印刷してからFax機に入れるというバカバカしい作業が無くなりました。プリンターは隣の部屋でLANで繋がっています。とても満足しています。これで長く使えればいいなと思っています。