四大陸フィギュア台北大会は久々に良い大会でした。
日本勢が1,2位を占めあとはアメリカ勢の活躍が目立ちました。
安藤選手は体調が悪いと漏らしたものの、結果的には1位ベテランの強さを見せ、浅田選手は、SPで3Aに失敗したものの、完璧なフリーで2位つけ復活を印象づけました。鈴木選手は残念でした。
アメリカ勢は日系の長洲選手が頑張りました。アメリカ人選手の中ではレイチェル・フラット選手が気に入っています。スリムな選手が多い中少しぽっちゃりした体型ながら実力はトップクラス、アメリカ人らしい朗らかで明るく善良な感じがいいです。スタンフォード大学への入学を控えているそうで、頭も良くて、運動神経もいいとは羨ましいですね。
フィギアスケートの大会はフジテレビが中継することが多いですが、報道姿勢に疑問を感じる事が多いです。
フジテレビのアナウンサーがチャイニーズ・タイペイを連呼していました。今回の大会は四大陸フィギュアスケート選手権台北大会です。チャイニーズ・タイペイとは台湾または中華民国がオリンピックなどの国際スポーツ大会に出場するときに使われる呼称です。1つの中国問題を回避する為に、中華人民共和国に気を遣った、の国名に準ずる呼称であり、大会としては台北で開かれているだけなので、わざわざ台北をチャイニーズ・タイペイと呼ぶのは適切ではありません。フジテレビは中華人民共和国に特別に気を遣う必要があるのでしょうか?
無駄な映像が多い、浅田選手を紹介する場面では、大会に出場していない、キム・ヨナ選手の映像が枕詞のように挿入されます。フジテレビは大韓民国に特別に気を遣う必要があるのでしょうか?
フジテレビはまるで外国のテレビ局のようです。こんなテレビ局にCMを出すスポンサーの気が知れません。