放言随記

凡人の独り言です。人の役には立ちません。悪しからず。

「さ入れ」言葉のほうが問題だと思う。

2011年09月17日 23時17分00秒 | どうしたものか

ら抜き言葉はある程度致し方のないことだと思います。言葉は変化するものです。


「していない」を口語で「してない」と省略して言うのと似たようなものです。


言葉の意味も変わります。姑息が卑怯だという意味を獲得してしまうのも仕方のないことです。


 


この調査で述べられていない、「さ入れ」言葉はどうでしょうか。こちら方が問題です。


 


最近「しないだろう」という推量の意味で「しなさそう」という人がいます。虫唾が走るほど気になります。本来は、「しなそう」です。


これは「ある⇔ない」の「ない」と「する⇔しない」の「ない」とを混同することから起こります。


「ある⇔ない」は「あり⇔な」となり、推量すると「あり・そう⇔な・そう」となります。「し」が「さ」に変化するから「さ」が入ります。


一方、「する⇔しない」は「しそう⇔しなそう」になります。「る」と「い」が省略されるだけで「さ」が入る余地はありません。


「ある⇔ない」の「ない」と「する⇔しない」の「ない」は意味も違います。「ある⇔ない」は有無のことであり、「ない」は「無」です。一方、「する⇔しない」は是非のことなので、「ない」は「非」です。「不」であることもあります。


 


「なにげに」も問題です。なぜ問題なのかと言えば、意味が反対だからです。


「なにげに」は「なにげなく」が変化したものと考えられていますが、「なく」という否定語がついているため「なにげ」を無くする状態を表すのに対し、「なにげに」では「なにげ」にしているわけですから、意味が反対です。



XMDFへの影響はあるのだろうか?

2011年09月17日 19時29分24秒 | どうしたものか

KindleやiOSで利用されているEPUBと呼ばれる電書籍フォーマットは、日本語の書籍を完全に表現することが出来ない。


出来るのは同じくシャープが開発したXMDFである。XMDFはISOで定める電子書籍フォーマットの一部にもなっていて、公的標準の一つともいえる。主に携帯電話で使われている。


日本国内・電子書籍のパイオニアであるシャープがビジネスに失敗して撤退する影響は大きいと思われる。XMDFへの影響もあるのかもしれない。



米国の悲しみ。「米国は強くなった」と言わなければならない。

2011年09月11日 01時05分46秒 | どうしたものか

大統領がわざわざ、「米国は強くなった」と言わなければならない事に悲しみを感じる。それは米国が弱くなったからだ。


オバマ大統領は間違ったメッセージを送っていないだろうか。


 


米国が弱くなったなら、同盟国日本にも影響は大きい。



似てるかなぁ?

2011年09月10日 19時21分42秒 | 疑問

確かにiPadもGalaxy Tabもタブレット型デバイスなので、フォームファクタは酷似していますが、実際に利用してみるとOSの違いによってかなりその使用感は違います。個人的には似ているとは思いません。


 


一番売れているサムスンが狙い撃ちされたとみるのが適当だと思います。


かつて日本企業がやられたのと同じではないかと思います。


 


フォームファクタの類似性を問うのなら、下のコンピューターはどうでしょう。


2002年ころに米旧コンパックが発売したタブレットPCです。



あまり売れませんでしたが、iPadとよく似ています。


アップルさんどう思いますか?


 


このタブレットPCはWindowsをOSであることが欠点でしたが、HPとの合併後も継続販売され、その後、パビリオンシリーズのデザインセンスのもとになるなど、


 


性能は今一つでしたが、デザインや使い勝手がよく、筆者も使っていました。