4.JR奈良線~近鉄京都線間
城陽橋の取り付け部の西側。新名神の高架橋はいったん暫定4車線で設計されその通りに建設されました。しかし設計完了後に大津~城陽間の完成6車線での供用開始が決まったため、高架部を両側に継ぎ足す形で拡幅工事が進められています。
https://www.mlit.go.jp/common/001336197.pdf
消防本部前交差点の西側で国道24号は新名神をくぐり、南側の新たに拡幅された部分の暫定供用区間に移ります(看板の点線部分が以前の国道24号)。新名神をくぐる部分には北側歩道はなく、手前のバス停から先には行けません。
新名神をくぐる部分。確かに北側の歩道はありません。
新名神をくぐる部分から東側を望む。南側の拡幅部分の工事は進んではいますが、まだ舗装工事には至っていません。
暫定供用区間の様子。やはり北側に歩道はありません。先に見える上り坂は、近鉄京都線をオーバークロスする部分です。
歩道南側の柵に掲出された完成予想図。
その3で紹介した「近鉄京都線を跨ぐ部分の車道用の跨線橋から独立した鋼鉄製の歩道橋」ですが、完成後2年以上を経ても未だ供用開始に至っていません(入口が柵で封鎖されています)。近鉄京都線の西側の取付け部が未完成なのかもしれませんね。ちなみに、新名神北側の従来からの国道24号部分は通行止めですが、跨線橋部分は歩道のみ供用中です・・・2022/1時点の東側取付け部のストリートビューはこちら
未供用の歩道橋のすぐ北側で新名神をくぐっている道路は、新名神の6車線化工事の進捗に伴い2024/5/18から車両通行止めとなり、歩道のみとなっています。
その歩道を通り抜けた先から東側を望む。側道部は沿道の住民や事業所のため通行可能ですが、その先の通り抜けはできません(=従来からの国道24号部分)
(おわり)