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2023/2時点の国道163号精華拡幅区間の現況(その4)

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4.精華町柘榴(ざくろ)地区~府県境

精華拡幅区間の西端部です。

乾谷の工事区間が終わった先にある柘榴交差点。国道163号の南側は休耕田になっており、用地買収済の土地かもしれません。

同じ場所から木津方面を望む。

1960~70年代に柘榴の集落を回避するために国道がバイパス化された区間と思われ、歩道が全くありません。このあたりの南側は「手前が未買収、コンクリート擁壁から先が買収済」なのかもしれせん。

擁壁の先には、遺跡発掘調査中のエリアがありました。

柘榴の集落の南西側。このあたりは、両側に国道を拡幅するようで、それぞれで遺跡発掘調査中。

さらに行くと、北側のみに拡幅用の用地買収済と思われる土地が広がります。この先は現在の国道は右にカーブしますが、精華拡幅は直進ルートを取るようで、分岐点あたりで基礎工を行っている気配がありました。

この交差点のすぐ先が府県境で、以遠の事業名は「清滝生駒道路」となります。交差点を右に曲がると、けいはんなプラザや国立国会図書館関西館などのある関西学術研究都市の中心部はすぐです。さらに近鉄けいはんな線の終点である学研奈良登美ヶ丘駅に通じる道路との交差点も少し先にあり、このあたりは慢性的な渋滞となっています。事業完了の暁には両方の交差点とも立体交差で回避する形になるようで、通過交通は渋滞を回避できます。もっとも、具体的な工事はまだ先のようですが・・・

(つづく) 次の記事のタイトルは「2023/2時点の清滝生駒道路の現況(東側その1)」になる予定です。

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