2023/10/13付ブログ記事「新潟山形南部連絡道路、ようやく小国道路区間が着工へ」の続きです。
小国道路の山形県内区間の起工式は、予定通り2023/11/12に執り行われました。
https://www.yamagata-np.jp/news/202311/13/kj_2023111300365.php
ただ、用地買収については既に着々と行われていることが、2023/10/30に開催され小国道路も評価対象になった東北地方整備局の令和5年度第2回事業評価監視委員会の資料でわかります。
https://www.thr.mlit.go.jp/bumon/b00097/k00360/h13jhyouka/051030/shiryou1030/shiryou04-2.pdf
この資料によれば、「用地着手 :令和3年度 工事着手 :令和4年度」とあり、2022年度末時点の事業進捗率は7%・用地買収率は34%となっています。そして、総事業費は約350億円で、新規事業採択時評価(上記ブログ参照)からコスト縮減により1000万円少なくなっています。まだ土木工事着手に至っておらず、人件費・材料費・地質調査結果などの事業費上振れ要因がないからと思われますが。
そして、資料の6ページ目の「10.事業の進捗状況」の章には、増岡地区(小国IC予定地付近)・湯花地区・松岡地区(東側の国道113号現道との分岐部付近)で用地買収が進められている現況写真が掲載されています。
ちなみに、小国道路の新潟県内区間については、少なくとも北陸地方整備局羽越河川国道事務所のサイトなどネット上の情報を見る限りでは、用地買収にも着手している様子はありません。