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十三高槻線正雀工区の2024/8/16時点の状況・・・自転車・歩行者用跨線橋のみようやく供用開始

前回訪問(ブログ記事はこちら)から1か月後の様子です。

2024年初頭までに本体部分が完成していたもののなかなか供用開始されなかった自転車・歩行者用の跨線橋ですが、現地掲示によれば「2024/8/8の午前11時に供用開始された」とのことです。自転車を押して上がるのは少々大変ですが、踏切の待ち時間を考慮しなくてよくなり、自動車と動線が完全に分離されることにより安全性も格段に向上しました。

以前からの歩道橋は、結んでいる方向が違うこともあり引き続き供用されています。

西側から見上げた様子。

跨線橋の上から、大阪メトロ堺筋線の車両基地を眺めた様子。

真ん中に「自転車おりて」と書かれています。このアングルだと階段もスロープも見えません!

東側には、巨大やぐらが相変わらず鎮座しています。

さて、前回のブログ記事

>前回レポート直後に大阪府茨木土木事務所に聞いてみたところ、「吹田市下水道部から7月半ばにシールド掘削に関する評価結果が届くことになっており、それまでは我々としては動けない」とのことでした。吹田市下水道部側で「追加の掘削が必要」と判断されれば、こちらのプロセスが完了するまで巨大やぐらをそのままにしておく必要があり、道路側の工事はさらに遅れることになります。

ですが、2024/8/初頭に吹田市下水道部に聞いてみたところ、残念ながら評価結果は芳しいものではありませんでした。

現地掲示によれば、シールドマシンによる掘削の終点に相当する立坑は、これまで当ブログで紹介してきた箇所(GLPの南東側)ではなく、さらに西側のコーナン吹田吹東店の前となっています。この場所にはまだ現実の立坑は存在しません。

これまで紹介してきた手前の立坑のところまでは何とか進められたようですが、7月に状況を評価したところシールドマシン本体の損傷が大きく、メーカーに送って修理中とのことでした。修理完了後に改めてコーナン吹田吹東店前に向け掘削していく手はずになっているため、現時点では掘削完遂のめどは立っていません。最初に紹介した大阪府茨木土木事務所発の現場だよりでも、「現在、下水シールド工事の再開に向けた復旧作業や工程精査中でもあるため、開通の目途が立ち次第、改めてお知らせいたしますので、よろしくお願いしたします。」との記載に留まっています。

GLP南東側の立坑部分の様子。地上部分にあった入坑口が撤去されていますが、これはシールドマシンによる掘削工事が終了したことを意味していません。

自動車用跨線橋の東側取付部の様子。本当はこのコーナンの前がシールドマシンの終点なんですが・・・

この取付部が日の目を見るまで、あと何か月かかることでしょう?

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