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新庄古口道路、全通を前に既開通区間が全面通行止めに・・・その理由は?

関連ブログ記事・・・2023/8/11付「新庄古口道路は地すべりを克服し2024年度全線開通へ

新庄古口道路の中間部の未開通区間6.0kmは、2024年度内の供用開始を目指し工事は最終段階に入っています。

https://www.thr.mlit.go.jp/yamagata/road/sintyoku/shinfuru/pdf/shinfuru202408.pdf

しかし・・・

西側の開通済区間(戸沢村津谷~戸沢村古口間の2.2km、2018/7開通)が、「全線開通に伴い古口交差点の改良が必要となるため」2024/9/30の9時から全面通行止めとなります。通行止め解除の期日は未発表です。

https://www.thr.mlit.go.jp/bumon/kisya/kisyah/images/101265_1.pdf

これですが、庄内地方側から国道47号を走れば、「新庄古口道路の全通にあたり、古口交差点の構造を全面的に改良する必要があること」が容易に分かります。

古口交差点の西側100mほどの地点のストリートビューを見ると、道路標識が「新庄市や宮城県大崎市方面は直進・鮭川村方面は左折」の意味合いになっています。確かに、上記リリース文の2ページ目の全体地図を見ればわかるように、新庄古口道路の部分開通区間に入ったところで2kmほど先で終点となり、その先の県道新庄戸沢線は確かに新庄市中心部に通じてはいますが遠回りになってしまいます。したがって、新庄市中心部に行くには国道47号現道をそのまま走るのが妥当です。

しかし、新庄古口道路が全通した暁には、新庄市西部の本合海地区で国道47号現道に合流するため、この道路は本当の意味での国道47号バイパスとなります。したがって、古口交差点の形状を庄内地方側からだと「新庄古口道路側がメイン(左に緩やかにカーブ)、国道47号現道側が右折」のように改良せねば、スムーズな交通は確保できません。立体交差の道路を新たに構築するわけではないので、10月初めから交差点の改良工事にかかれば、降雪期までにはある程度の目途がつきそうですね。

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