関連ブログ記事・・・2023/7/24付「九州中央自動車道の県境越え区間が直轄国道に指定→開通はまだまだ先」
国土交通省は2024/3/12付で「一般国道の指定区間を指定する政令の一部を改正する政令」の閣議決定について発表しました。
https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001777.html
以下の2区間が、2024/4/1付で国が直轄で管理する区間に指定されます。
・熊本市と延岡市を結ぶ国道218号のうち、現在事業中の「高千穂雲海橋道路」3.3km区間=今回解説対象
・国道483号(兵庫県北部と京都府北部で整備中の高規格道路「北近畿豊岡自動車道」のうち6.1km区間=別記事で解説予定
========================
国道218号のうち高規格幹線道路「九州中央自動車道(九州横断自動車道延岡線)」として整備中の区間は、従来の国道218号(県管理)と異なり、国の直轄とする方針になっています。西側から順に蘇陽五ヶ瀬道路《事業中》・五ヶ瀬高千穂道路《事業中》・高千穂日之影道路《一部開通済》・延岡北方道路《開通済》の区間が指定済みで、今回新たに指定される高千穂雲海橋道路区間は五ヶ瀬高千穂道路と高千穂日之影道路に挟まれた区間です。現道の雲海橋が建設後半世紀を経過しており、前後の区間も安全面・防災面で問題があることから、2021年度に事業化されました。
令和3年度新規事業採択時評価時の資料はこちら
この時点で、全体事業費は約160億円と見積もられています。
実際の事業状況ですが、2022/1/15に中心杭打ち式が開催されており、式典の模様をまとめた動画がYouTubeで公開されています。
https://www.town.gokase.miyazaki.jp/kakuka/kensetsu/kosokudoro/1273.html