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みやぎ県北高速幹線道路、ようやく全線開通。しかし東北道との接続はまだ先

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宮城県における最大のミッシングリンクとなっていた東北道と三陸道を結ぶ「みやぎ県北高速幹線道路」(東日本大震災の復興支援道路に位置付けられています)、この12月17日に全線開通の運びとなりました。

https://kahoku.news/articles/20211118khn000054.html

https://www.pref.miyagi.jp/release/miyagikennpokukousokukannsenndouro3ki.html

https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/878916.pdf

西半分の栗原市内の区間の大半は無料の自動車専用道路として2011年10月に供用を開始し、2019年6月に国道4号と接続しました。

そして、東半分の登米市内の区間のうち、中田工区(佐沼IC~三陸道登米IC間)は2018年12月に供用を開始し、中間部が残される形となりました。

このうち、国道398号バイパスを活用する区間を除く佐沼工区は2020年度中に供用開始予定でしたが、地盤改良に手間取るなどして遅れ、今般ようやく開通の運びとなりました。

これにより、宮城県の内陸北部と沿岸北部の間の通過交通が登米市最大の市街地である佐沼地区内を通る必要がなくなり、安全性の向上とスピードアップにつながります。

 

ただ、この道路は肝心の?東北道とはまた直接つながっていません。交差部分は築館ICと若柳金成ICのほぼ中間で、宮城県の事業としてここに東北道栗原ICを建設して接続させる予定です。

https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nh-khdbk/kurihara-ic.html

事業開始は2018年で、2019年10月開催の事業計画説明会では「令和3年度からの工事着手を目指して作業を進めて参ります」とありますが、

https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nh-khdbk/kuriharaic-jigyokeikaku-setumeikai.html

2021年11月時点ではまだ着手されていません。

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