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阪神高速神戸線と浜手バイパスの神戸港横断区間の様子

関連ブログ記事・・・2022/6/1付「阪神高速神戸線の京橋付近もやがて橋梁架け替えへ?」、2023/1/16付「続:阪神高速神戸線の京橋付近もやがて橋梁架け替えへ

幹線交通(道路・鉄道)にも壊滅的な被害を与えた阪神・淡路大震災から28年が経過しました。神戸市東灘区深江地区での阪神高速3号神戸線の大規模倒壊がそのインパクトの強さから現在も震災の象徴として扱われていることは周知のとおりです。阪神高速公式サイトには、大震災からの復旧と防災についてまとめたコンテンツが掲載されています。

ただ、上記ブログで取り上げた京橋付近の神戸港を横断する区間については、既存の幹線道路の上空を通る区間ほど橋脚が華奢でなかったことから、震災での被害は相対的に大きくなく、橋桁をいったん撤去するまでもなく橋脚の耐震補強のみで済みました(上記2023/1/16付ブログ記事で参照した資料でも明記されています)。震災時点では築30年近くだったわけですが、経年とともに今度は橋桁の構造が問題となってきたわけですね・・・ ちなみに、少し西側の中突堤付け根からハーバーランド北東側の国道2号上の区間は甚大な被害を受けており、阪神高速公式サイト内の上記コンテンツでも深江地区と同列に紹介されています。

https://www.hanshin-exp.co.jp/company/skill/quake/technology3.html

ということで、築58年近くの現地の様子を紹介します。

まず、阪神高速すぐ北側の海沿いの遊歩道から見た様子です。向こう側に見える二重高架の幹線道路は、国道2号の浜手バイパスです。

海上ということもあり、喜連瓜破と異なり補強材は目立ちません。

京橋ランプに近い南東側から見た様子です。

神戸港震災メモリアルパークから見た様子。手前が浜手バイパス、向こう側が阪神高速神戸線となります。浜手バイパスはこのあたりがハシケのたまり場でなくなった1980年代の建設なので、二重高架以外はごく一般的な構造です。

ただ、それ故に、阪神・淡路大震災では甚大な被害を受けました。現地には当時の状況が記録として残されています。

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