2023/4/30付ブログ記事「有馬温泉近くの県道、乗用車は片側交互通行でも路線バスは迂回する理由」の続報です。
船坂峠~有馬温泉間の路線バス(阪急バス・さくらやまなみバス)の迂回運行ですが、開始からついに7か月以上経過しました。
https://www.hankyubus.co.jp/rosen/images/yamanami_0425.pdf
つまり、途中の西宮市立白水峡公園墓地に公共交通でアクセスできない状態がずっと続いているわけです。西宮市では以前から事前申込制の墓参バスをお彼岸や旧盆に運行しているとはいうものの、墓参者にとっては不便なことは間違いありません。
ネットで調べてもその後の現地の状況が皆目わからないので、実際に現地に足を運ぶこととしました。今回は有馬温泉側からのアプローチです。
山田山バス停の周辺には数軒の人家とレストランがありますが、7か月以上路線バスはやってきません。
山田山と白水峡墓園前の中間にある松尾橋バス停。この立地だと、バスが来ない影響は皆無かも。
休止後7か月以上経過した白水峡墓園前バス停の様子。かなり荒れてきています。
その少し先が片側交互通行の起点です。赤信号の時間は2分以上なので、それなりの列ができます。
半年前には大型土嚢が群れをなしていた土砂崩れ現場ですが、土嚢は1つ残らず姿を消し、全面的にコンクリートが吹き付けられています。本格復旧の完了が間近です。
現地の工事看板によれば、完成予定年月は令和5年12月となっています。果たして年末に間に合うでしょうか?
東側の片側交互通行の起点。行きかう車のドライバーにとっても、片側交互規制の解除はもちろん心待ちでしょう。
ちなみに、現場のさらに東側の2022年秋に土砂崩れが発生した地点のブルーシートや土嚢は、半年後もそのままでした。交通に影響がないと本復旧はやはり後回しになるのでしょうね・・・