太田川漁協日記

漁協での出来事や釣果など日々を綴ります

カワウのねぐらとなっている樹木へのテープ張り

2021年09月28日 | 漁協ニュース

漁協前の川の水温:22.1度

漁協前の川の様子

 

親魚アユを守るために、カワウやシラサギのねぐらとなっている、高瀬堰の樹木と、安佐町毛木の樹木にテープ張りを実施しました。

今回は、リールを使って実施しました。

高瀬堰上流の右岸側の作業は、道路側より河川に向けてリールにおもりを付けて飛ばし、待ち構えている舟からテグスに生分解性テープをくくり付け、リールを巻いて樹木にテープを張り巡らせました。

舟で近づくと、カワウが40羽ぐらい飛び立ちました!!

 

毛木の作業も、車に注意しながら作業を行い、10本のテープを張りました。



樹木がカワウのフンにより、真っ白になっていました

ここでも作業始めるとカワウが20羽ぐらい飛び立ちました。テープ張り実施後は、行き場をなくし、河川岸に着水していました。すぐに花火によりカワウを追払い続けました。この作業は追払い・防除のみとなり、カワウを減らす事ができないのが・・・・悩みです

当漁協は追払いや防除を行い、駆除できる地域の漁協さんで、銃器によるカワウを捕獲していただいています。

『飛ばすよぉ~』『巻いてぇ~』と息ぴったりの作業でした。広島県水産課、広島市水産課・水産振興センターの職員の方もお手伝いしていただきました。暑い中、皆さんありがとうございました

作業をしていただいた、皆さんです
「はい、チーズ

 

今週の土曜日、10月2日(土)午前9時30分から午前11時、『大槇の瀬』においてアユの産卵場造成を今年も実施します
アユが産卵しやすい浮き石の河床環境を整え、太田川水系の天然遡上アユの増大を目指しています!!

 

 


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