前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

吝嗇ノススメ

2011年07月07日 02時10分15秒 | 節約
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

今夜も雨が降っています。まだ梅雨。
嫌だなぁ。早く明けないかなぁと、思ってはみますが、
時はまばたきする間にも過ぎています。

わたしの場合、もう随分と節約生活が続いているので、クーラーを入れないなど
別に我慢でも何でもありませんし、扇風機も嫌いなので、団扇、団扇。
車も窓を開けて走ります。
聴いて驚くなかれ、美容院へ最後に行ったのは92か93年のことだったと思います。
映画館で映画を観たのも、同じくらい昔のことです。
あまり、食べることに執着がないので粗食ですし、近年は滅多に外食もしません。
昔は着道楽で、読書が人生、というくらいの唯一の楽しみだったので、
洋服と本にはお金を使っていましたけど、
最近はユニクロの下着(これも高いと思うようになった)を
つけて、お気に入りのインド雑貨屋で買ったものを着て(何年もよ)、リフォームもします。
古本屋で本を買い(これも最近は物が増えて嫌)、立ち読みもします。
まだまだ、色々ありますが、わたしがケチだと言いたいわけではないのでこのくらいで。

確かにケチだなあと我ながら思うときもありますけれど、もう、今持っている
物だけで暮らしていけるのではないだろうかと思ったのです。
そうやって暮らしていく中で、不足し使えなくなった時だけ追加する暮らしを
しようとここ二年くらい考えるようになったのです。
というのも、わたしは物が捨てられない性質なので、当然、物が家に溢れています。
最近、断舎利とかいって、捨てること推進本みたいな新聞広告を見ます。(内容は?)
さも、良いことの様な見出し、でもわたしはそうは思わないし、実行できそうもないですし、
しようとも思わないです。
わたしは、むしろ捨てないことが日本の文化だと思うのですね。
こういう本が流行るのはどこの家も物が溢れているのだとは思いますが、
捨てる前にどんな物も、役目はないかもう一度考え、使い切って役目を終える
まで使ってあげて欲しいです。
今回の震災で、家庭で眠っていたそういう物が思わぬ形ですが、活躍できたと
いうこともあったはずです。捨てていたらそれはなかったはずだから。

ちょっと話が横道にそれました。
世の中は、わたしがせこせこ生きて、瞬きしている間にも進んでいます。
ここが今日のテーマのはずでした。
先日わたしは、献血に行ってまいりました。
直接的に震災に遭われた方々に結びつくことはないかもしれませんが、
夏になると不足するとのことだったので震災直後からずっと考えていました。
約二十年ぶりの献血でした。
ここでわたしが感じたことを今日は書くつもりだったのですが、わたしの吝嗇ぶりを
披露したことで、遅くなりましたので次回に書きます。

本日の最後に、確かに今のわたしは、92年以前よりかなりかなりケチな暮らしをしているかもしれません。
でも、酒のつまみの話題がイタリア製のバッグやアクセサリーのことなんてとてもかっこ悪い時代です。
そんな話題の持ち主より、母のお古のサマーバッグを引っ張り出して、
これ使えると思っているわたしの心は結構豊かだとわたしだけは思っているのです。
本気で。つづく


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