前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

青じそ酒を作りながら絶望を思う

2020年07月18日 15時49分06秒 | 四季折々

そろそろ梅雨が明けるのか?

今、色々なことで困っている人がいるというのに、

わたしは呑気に青じそを収穫して、今年は青じそ酒にしました。

 

・・・・・ただ、本当は呑気ではないのであった。

しかし、今日はそれは置いておきます。

 

と、速報をみましたら、三浦春馬、自殺の可能性?。まだ三十歳。

何があったのでしょうか?それはわたしの知らなくてよいこと。

昔は自死の理由を知ろうとしました。

何らかの『絶望』に耐えられなかったのだと今は思います。

キルケゴールの言う絶望がわたしに理解できているわけではない

けれど、希望を持てないことほど辛いことはないから。

キルケゴールの言う死に至る病とは、絶望して死を選ぶという

ことではなく、絶望しても絶望の中で生きていることが、

死んでるも同じということなのか?

キルケゴールより長く生きていますがわかりません。

ふん、キルケゴールも若造よのう・・・。

 

人はよくしたもので、絶望して生きていても、

また希望を見出すことができます。

ささやかな、ささやかな希望でも良い。

だから今日、やりたくもないけれど、面倒くさっ、

と思いつつも青じそ酒に着工。

おいしく頂く希望を胸に。

まっ、貧血予防も期待できるそうですから。

 

どうやっても小さな希望も見いだせない時、その時は

医学の力を借りた方が良いとわたしは思っています。

 

梅雨明けを待ちながら、ホイットニーヒューストンや

ビリージョエルを聴いて、ピンボケの老眼の目で青じそ酒を作り、

『彼女』がいた夏を思い出している。

十代で世を去った『彼女は』クリアな視界で生き、

こんなぼやけた世界を見ることはないのだ。

眩しく、希望いっぱいの夏であった。

 

三浦春馬君、どうぞ安らかに。

自死の理由を追及すべきでないと個人的には

思うけれど、有名人の場合、つまびらかにしないと

こういう多くの人が発言できる場所がある時代ゆえ、

何らかの誹謗に苦しんでいた可能性もあるから

暫くは穏やかではないかもしれませんが。



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