母は またご飯を食べようとしない
ただのストライキではなくて またどこか違うところが悪いのかしらとも思うけれど
食べないからと言って 点滴をしたり 経鼻チューブで栄養を送ったりはしたくありません。
以前から無駄な介護は 親子ともども しない という決まりごとにしていますし
今回の入院で すぐそばに 経鼻チューブやら胃瘻やらの患者さんを見る事になって
ますます こんな風にはなりたくないと思っています。
母の隣のベッドのお婆ちゃんは
ときたま 目を開けて グロブされた手で ベッドの枠を握って動こうとします
今朝は 何か声が聞こえるので
「あばちゃん・・なぁに?なにか言いたいことがあるの??」と
声をかけてみましたが 二三度 言葉にならない声を発しただけで
通じないと解ったからなのか すぐにあきらめた様子でした。
気になるので 看護センターに行って そのことを伝えてみましたが
『誰が聞いても理解できないからねぇ 気にしなくていいのよ』という答えでした。
あぁ~~~~ 私はこんな風にはなりたくないですよ
耳が聞こえて 心があっても 誰にも伝える事が出来ないなんて
はっきり言って 生き地獄ではないのでしょうか
心臓が止まるまで 毎日毎日 おばちゃんは 耐えて耐えて 生き続けるのです。
それに比べて贅沢な母は どこが痒い ここが痒い といっては
私に世話を増やせます
食事は 見ただけで欲しくないから食べたくないと 言いたい放題です
そんな母にも 優しい看護師先生は 毎日
足が立てるようにと リハビリを始めて下さいました。
いまは いちおう立てるが すぐふにゃふにゃになる状態だそうです。
介護認定の方は 病院の方まで来て下さることになり
日程が決まれば連絡しますとのことです
天使の魂:
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