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上海県城の北側に新しく開かれた租界の商業地を「北市」と呼び、在来の旧市街は「南市」と呼ばれていました。
私が住んでいた「海潮路:haichaolu」から北に歩いて行け、当時でも古い通りが残るコテコテの下町でした。
1.薫家渡路
上海が開港され黄浦江沿いにたくさんの埠頭が築かれましたが、黄浦江の渡船があったのが「薫家渡」でした。
2.警察署
少し立派な建物は警察署でした。
3.上海最古の教会「薫家渡天主堂」
スペイン人建築家の設計で建てられた当時中国最大のカトリック教会です。
文化大革命の時には一時宗教活動は中断され、工場として利用されたため破壊を免れたようです。
4.1853年落成
上海事変の頃は、上海人の信徒が6000人もいたそうです。
私が訪れた時、賛美歌の練習なのか美しい歌声が天上から聞こえていました。
撮影:CANON EOS40D
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