沖縄、肥満と聞いて思い浮かぶは、
このCMシリーズ「歩くーぽん」(実は12本もある )
から出回ってから数年後、
小学5年生の結果を見ると男子は前回より3.5ポイント増えた「18.5%」で全国平均を4ポイント上回りました。女子は前回より2.5ポイント増えた「13.3%」で全国平均を3.5ポイント上回りました。中学2年生の結果を見ると、男子は前回より2.6ポイント増えた「14.3%」で全国平均を2.9ポイント上回りました。女子は前回より1.9ポイント増えた「9.4%」で全国平均を1.9ポイント上回りました。
という報道。
一方、
初回の2007年に小中ともダントツの最下位からスタートし、2014年にはようやく小学生が最下位から脱したものの、中学生はなおも最下位がずっと続いたままです。
全国上位の結果を出せた小学6年生でも、中学3年生になると最下位を抜け出せない。「小学生は上位、中学生は最下位」というこの不思議な状況は現在まで続き、もはや沖縄の定位置のようになってしまいました。
小学生は頑張って全国水準をキープできているし、中学生は難しいながらも差が縮まっていく傾向だから、この調子で続けていけばよい― 少し乱暴な言い方ですが、県教委やマスコミなどにはこのような楽観ムードが漂っているように感じます。
沖縄県から
東大さんや京大への進学者数は、
当方の通っていた高校(東海地方の公立進学校)一校分よりも、少ない。
そして、当方の通っていた高校・大学(京大)では、
当方の知る限り、
一見明白な肥満体の学生は、極めて稀。
(教諭・教官ですら、肥満体は極めて少数派。東大さんも似たり寄ったり)
肥満傾向の遠因と低学力の遠因には、
共通するものがあるのでしょう。
県教育庁の担当者は肥満率増加の要因として、コロナ禍で体育の授業が制約されるなど、体を動かす機会が減少していることを指摘。スポーツ庁の調査でもテレビやスマートフォンの画面を見る時間が増えており、「巣ごもりをきっかけに運動以外のことに興味が移った子も多いのでは」と分析した。
この程度の分析で、満足してしまう怠惰さに呆れる。
この怠惰さに至る思考過程が、
沖縄は牢獄
に至らしめているように思われます。
以上 2023-02-11 14:29:30
追記
従来は実測値で算出していたが、今回は自己申告値を使用しており、過去の結果と比較できないという。県は「肥満の人は体重を小さく申告しやすいことが報告されているため、申告誤差を考慮する必要がある」としている。
自己申告の飲酒量も然り。
県は「沖縄はアルコール性肝疾患が全国と比べて高い状況にあるため、節度ある適度な飲酒の普及啓発や多量飲酒への対策強化が必要」としている。
「歩くーぽん」から、
何年も経ているのに、、、