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警察官向けの逮捕手続についての書籍、結構あります。

2023-09-05 20:47:47 | 刑事学
なぜなら、
(元)検事や(元)判事が印税を……
ではなく、
逮捕(特にその必要性)について判断では、
警察官にとって「悩む局面」が少なくないから。



実際、警察官向けの逮捕手続についての書籍では、

犯行のタイプごとに、事例ごとに、

細かく場合分けして検討しています。
しかし、


にある「逮捕事例」は、
それらの書籍を研究した形跡が見当たりません。

また、



に出てくるケースに至っては、組織犯罪絡みでないなら、
任意の調べ&書類送検で十分。

ていうか、
チケット転売行為に絡む法令、
一つではないのです。
(中には戦後間もない頃の古い法令すらあります)
どれを使うか、検討が必要。

ちなみに、

逮捕とは、捜査機関がその後の事件処理をしやすくする為の手段。
しかも、逮捕時の身体拘束は、逮捕目的達成にとって

合理的かつ必要最小限の手段 

で行われなければならない。
だからこそ、警察官向けの書籍が多々出版されています(ただ、誤読・悪用する連中が出そうなので、紹介するつもりはありません)。


決して、
プロレスや格闘技の技を掛ける口実でも、

日頃の怨嗟を赤の他人で以て解消する手段でも、

広告料収入を得るための見世物作りの機会でも、

ない。

(逮捕周りにおける、常識的判断の流れを掴みやすい )
に出てくる逮捕者のような

逮捕の必要性すら、
検討しようとすらしない輩は、
お呼びでない。
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