佃戸とは、帝政中国期の農家。
土地争いの結果、殺人事件に至った、
というケースを、東洋法史(寺田浩明)にて習いました。
寺田浩明「中国伝統法における法解釈のあり方」
http://www.terada.law.kyoto-u.ac.jp/terada/pdf/shakaitaisei.pdf
http://www.terada.law.kyoto-u.ac.jp/terada/pdf/shakaitaisei.pdf
市場的ルールは所詮は「市道の交わり」の世界でありその行き着く先は、弱肉強食に他ならない、助け合って生きて行くべき親戚同士・隣人同時、更には広く人間同士の間で、自分の利益だけを強硬に追い求めて良いものなのか…(中略)…という事実的・生存的権的な主張もまた広く普通に行われていた。…(中略)…眼前の貧家の姿は明日の我が子孫の姿である。しかも当時の弱者たちは当てつけ自殺をはじめとする様々な抵抗手段を持っており、力任せに押しつぶそうとすると最後には、一寸の虫にも五分の魂とばかりに相手を巻き込んで自爆を図る。どちらの面から考えても、共存に向けての互助互譲は必須のことになる。
講義では、
押し合いへし合い
という言葉が何度も出てきました。
さて、
も
も
一寸の虫にも五分の魂とばかりに相手を巻き込んで自爆を図る。
の一例でしょう。
土地周りは、現代日本でも対立が先鋭化しやすいです。
また、
政治空間においても、対立が先鋭化しやすい。
対立しあう政治勢力同士の
共通項が
共通項が
「生命・身体・財産・名誉・プライバシー」
以外に存在しないから。。。
相手方の「生命・身体・財産・名誉・プライバシー」
を侵害することが、
政治的対立を解消する唯一の手段
となっているから。
市場的ルールは所詮は「市道の交わり」の世界でありその行き着く先は、弱肉強食に他ならない、助け合って生きて行くべき親戚同士・隣人同時、更には広く人間同士の間で、自分の利益だけを強硬に追い求めて良いものなのか
補足・関連記事・関連書籍、そして予想は
追記
【阪神】公式サイトで声出し応援の注意喚起 選手への誹謗(ひぼう)中傷、侮辱的な替え歌「絶対におやめいただきますよう」
『選手を誹謗(ひぼう)中傷するようなヤジ』や『侮辱的な替え歌』は絶対におやめいただきますようお願いいたします。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします
これも、
相手方の「生命・身体・財産・名誉・プライバシー」
を侵害することが、
政治的対立を解消する唯一の手段
となっているから。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます