当方の同期には、
東大が「ちょっと違う」と感じて、
京大法に入り直した奴がいる。
貧乏東大生が見た「金持ち東大生」との残酷格差
9/27(日) 5:35配信
という記事は、
書き手たる
池田 渓(いけだ けい) 1982年兵庫県生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程中退。フリーランスの書籍ライター。共同事務所「スタジオ大四畳半」在籍。
の甘えと怠惰が充満している。
必修科目である数学の担当教官は、ただでさえ難解な講義を、なんということだろう、片言の日本語で行うドイツ人だった。
どうして
「だっだら英語で話せよ。その日本語、うっとうしいぞ」
などとヤジを飛ばさないのか。
ちなみに、東大さんには、大道芸もできる数学者ピーター・フランクルさんも在籍している。
ていうか、数学はノリが大切。乗れなかった奴が悪い。
(何を講義していたかすら不明では、評しようがない。。。カントールや対角線論法が分からない訳ないでしょうし……)
推薦図書とされていたバカ高い専門書をバカ真面目に買って読んでみるが、
図書館を使わない阿呆が一匹……
講義中の教官の言葉は、単なるノイズとして右の耳から左の耳へと抜けていく。
只の阿呆が一匹……数学は最初が肝心。おそらく、最初の数分を聞き落としていたのでしょう……。
高校生のころに数学オリンピックに出場したというクラスメートは、毎回嬉々として講義を受けている……しばしば、教官と熱いディスカッションをしている。しかも、日本語が不得手な彼に配慮して英語で!
「英語で!」
数学は英語を使うものです(学会のポスターは全部英語です)。
教官がわざわざ日本語を使ってくださることに感謝すべき。
クラスメートの何人かはすでに学内にいる中国人留学生、すなわちネーティブとの、日常会話をこなしている
当方のフランス語クラスでは、
フランス語版「火の鳥」のゲラを、
教官(翻訳者)が盛んに受講生に貸していた。
(当方は手塚治虫に一切興味なかったので、素通りしていた。)
「ちょっと実践をしてきます」という感じで、試験期間中に中国旅行をしてくる人
たぶん、
という感じなのでしょう。
幼少時を華僑(かきょう)が通う海外の小学校ですごしたとかで、もとより中国語がペラペラの人もいた。
複数言語使いは、当方の高校にも、いた。
それだけでは「変人」とは言い難い。
(まぁ、そいつは、十代にして「ぎっくり腰経験者]だから「変人」ではあるけど……当方は何度も大爆笑した。)
法学部在学中に予備試験を経て法科大学院に行かずに司法試験に合格してしまう人。
旧試験でも在学中の合格者がそれなりにいる。
多くはないものの、目を引くような事ではない。
「学者になりたい? とりあえず、(司法)試験に合格しろ。」
という助言を得た方に、心当たりはある(そして、助言は遂行され、その方は今、法学者さんです)。
部の4年生なのに英語での学会発表を質疑応答まで難なくこなし
学部一回生の実験実習の結果、学会発表にこぎつけた奴ならば、京大毎年一人は出てくる。
発表後の懇親会では世界の研究者たちとこれまた巧みな英語で積極的なコミュニケーション
おしゃべりマーライン属性があるならば、難しくはない。
学生ベンチャーを立ち上げ、東大人脈を最大限に生かして一般的なサラリーマンの生涯年収くらいのお金をサクリと集めてしまう人
バイトで始めたプログラミングで、年に一千万円以上稼ぎ出した人の話ならば、聞いたことある。
また、数学を活用して何かの発明をして、数千万円を得た人の話も。
金額には多少、注目するものの、
今から振り返れば、大きい金額ではない。
院生の時点で高いインパクトファクター(影響力)の科学雑誌に研究論文を何本も載せる人
修士論文一つで鮮烈なデビューを飾った方ならば、京大法で社会保障法を教えている。「早く(修士論文)書けよー」とはやし立てられていた話も聞いたことがある。
論文は、数打てば当たる鉄砲玉なのだろうか。
そしたら、A君はNECの役員の息子、B君も帝人の役員の息子、Cさんは国立大学の教授夫婦の娘だということが分かった。
だから?
ていうか、聖職者(例えば僧侶)の子弟が一人もいないのか……
普通、東大を受験しようとする高校生は塾や予備校に通うものだが、宮須さんは独学で東大受験に挑んだ。家に子どもを予備校に通わせるだけの経済的余裕がなかったからだが、彼はそんな逆境をものともせず
東大さんの入試問題は、
過去問や模試の問題をキチンと解けば何とかなるものです(出題形式変えても問われる事に大差ないのですから)。
ちなみに、京大の場合は、
洋書・洋雑誌・英字紙の類は多少でも、読むべきです。007シリーズでも、Timeでも、Playboy(これには当方手を出していない)でも、構わないので。図書室や図書館、大きい書店にはあるものですから(……007シリーズやPlayboy、高校の図書室にはなかったですけど)。
ちなみに、当方も塾・予備校に通っていなかった。
面倒だったから、
夜出歩きたくなかったから。
学生の身分でベンツを乗り回していたよ。
「マリア様がみてる」シリーズを参照。
丈夫な車≒ベンツなのです。
子想いな方、という以上の印象はない。
図書館にあるにはあるけど、借りてずっと手元にはおいておけないし、読みたいときにすぐには読めない。
サッと立ち読みして、流れを掴む。
それすら出来ないのか……
免許を取りに行く金さえないんだから
明らかな、甘え。
今までの人生で貰った祝い金・お年玉の類を全てかき集めれば、合宿免許くらい賄える。
海外旅行、語学留学、ゼミ旅行なんかに行けるんだよね。ゼミ旅行には俺も誘われたんだけど、旅費が払えないから断るしかなかった。
同級生たちは卒業論文を書くための実地調査にも頻繁に行っていたけど、俺はバイトに出なくちゃならなくてとても行けなかった。
これらも甘え。
バイトをせっせとこなせば、行けるものです。
(隣家の子弟(大学での第二外国語はイタリア語)は、レジバイトで貯めて、イタリアを一月放浪。ちなみに東大京大とは無縁の奴)
こういう奴は、自転車・テント・レーション渡されても、実地調査には行かない。
「ここをキャンプ地とする」
とは決して言わない。
……ていうか、
他人と比べて、落ち込む
という堕落した思考様式を流布しようとする邪悪さ。
そもそも共感も理解もしようがない。