高校世界史を習うと、
たまに冗談めいた言葉が登場します。
線文字B(もう少し、気の利いたネーミングを!)
リキニウス・セクスティウス法
マルクス・アウレリウス・アントニウス
(早口言葉ですか……マルクス・アウレリウス・アントニウスの著作は、一読の価値あります。)
棍棒外交
(高校世界史の素養は大切。米墨関係と肖像画掛け替え編。 - 舶匝 で出てきましたね)からの、
ドル外交(これを推進したタフト大統領は、、、冗談めいた体形をしています。)
そして、
「赤シャツ隊」
中古のマスケット銃を肩に掛け、赤いシャツを着た人たちが、
隊列を組んで街を行進する……
そんな冗談みたいな光景が目に浮かびました。
さて、
「赤シャツ隊」
が打ち立てた「同じ服」を用いたイメージ戦略は、
後世にも活用されているようで……
に
日共・立民の動きは、
ANTIFAの動きに共鳴・共感、
というよりも、
「ANTIFA」という海外からのビックウェーブに乗ってみた、
という「軽さ」が際立つています。
「ANTIFA」を仕掛けた側は、
ああいう「ビックウェーブに乗ってみた」的な「軽さ」を引き出すために、「かっこいい!」というイメージを売り込む戦略を打ち出していたのでしょう。そういう気配が、ロゴや衣服のデザインから見受けられます。
ちなみに近現代史を振り返ると、イタリアの政治活動では、シャツの色を揃えることで、支持者の結束力を高め、世論にイメージを植え付ける、という戦略が定番化しています。
イスラム国の黒色衣装もそのイメージ戦略の取り入れています。
「ANTIFA」の黒服も、それら延長線上にあるのでしょう。
政治とイメージ戦略、とても密接な関係があります。政治過程論の師匠も「日本型ポピュリズム」にて指摘していました。
そして、そのようなイメージ戦略に踊らされない頑健さが、政界には必要です。
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