に
イソジンでうがいすると、風邪を引きやすくなる、という調査結果があります。http://www.kyoto-u.ac.jp/notice/05_news/documents/051028.htm
京都大学保健管理センター所長(教授)の川村孝がかつて、出した調査結果。
(当方、この川村孝に院進学のための健康診断書を書いてもらっていました。なので、その調査結果のことを、よく覚えています。「あんな、オッサンが!」と)
イソジンは外科手術に先立つ、手洗いにも使われています……「イソジン足りないから手術できません」は避けてほしいものです。
によると、
水うがいで風邪が4割減少
全国18地域で約390名のボランティアを募り、水うがい群、ヨード液うがい群、対照群の3群に無作為に割り付けて冬季の2ヶ月間追跡。水うがい群は対照群に比べて風邪の発症が約4割減少した。ヨード液うがいには明確な予防効果が認められなかった。
抗炎症薬は風邪の治癒を遅らせる可能性
全国23のプライマリ・ケア医療機関で約190名の風邪患者を募り、抗炎症薬の実薬群とプラセボ群の2群に無作為に割り付けて風邪が治るまで追跡。抗炎症薬で風邪の重い症状は軽減するが、治癒までの期間は延長する傾向が認められた。
によると、
水の乱流によって、(ウイルスそのものではなく)埃の中にあってウイルスにかかりやすくする プロテアーゼという物質が洗い流されること、水道水に含まれる塩素が何らかの効果を発揮した ことなどが考えられる。またヨード液でそれほど効果が出なかったことについては、ヨード液がの どに常在する細菌叢を壊して風邪ウイルスの侵入を許したり、のどの正常細胞を傷害したりする 可能性が考えられる。
京大名物・山中伸弥教授のサイトにて
川村孝先生は今年の3月まで京都大学健康科学センターの教授をされていました。うがいの効果や心肺蘇生では人工呼吸よりも胸骨圧迫が大切であることを科学的に示されました。新型コロナウイルスへの対策に向けて考察されています。
あの、胡散臭い見た目のオッサン……
退官されていたのか……
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