「もやしもん」には時々、
防疫班が登場する。
学内のバイオハザード対策のために、
防疫作業する。
防護服姿で。
しかも、レベルA(米国式)の。
(阿呆な学生が真空パックにしてしまつた土(ボツリヌス菌には好都合な環境)も、扱うので)
もし、ご近所で防護服姿のチームを見かけたら、
それは、農大の防疫班ではありません。
保健所の消毒班です。
新型コロナウィルス感染者の自宅を消毒するために、
動員された班です。
ご近所さんにとっては、一見明白なのです。
ご近所さんに良心があるならば、
「近所から感染者が出たから、こっちに来るな」
「近所から感染者が出たから、そっちに行けない」
「近所から感染者が出たから、予防に努めて」
と方々に伝えるものです。
我が身だけでなく、自身の周囲の者たちを守りたい、と思うものです。
いかに行政が発表を濁しても、
行政が派遣した消毒班が大々的に、
感染者の身元をご近所さんに明らかにしている。
つまり
「行政は頭隠して尻隠さず」の状態。
なので、『岩手コロナでキャンプ場が「否定」声明 一部で続く「詮索」、知事や著名人は警鐘鳴らす』
そして、
ご近所さん一同に守秘義務は、ない。
仮に消毒班を深夜に差し向けたとしても、
人が突然消えれば、
目立つものです。
(もし、唐突な人の消失が目立たないならは、刑事事件の激増は不可避。)
なので、
コロナ感染者の特定やめて 宮崎市の中学生らが宣言
2020年7月30日
などという「実態から乖離した」物を知らぬ戯言は、引っ込めるべき。
関連
そもそも、
新型コロナウィルスは、
「夜の街を避ける」を含む初歩的な対策で予防できる。
なので、感染者には、
漫然と初歩的な対策を怠った、という注意義務違反がある。
要するには、感染者は過失犯(感染者を処罰する規定がないので、今のところ不可罰ですけど)。
なので、
『「コロナ感染は自業自得」世界で最も他人に冷たい日本人の異様さ』
という記事は、間違い
(サンドラ・ヘフェリン の致命的な思考力不足に呆れる。)
また、
に登場する会社
「誰もがかかる可能性がある感染症だと認識してほしい」と訴える。
も間違い(ていうか、下手な逃げ口上だ)
物産石油ホームライフ岩手株式会社(https://hliwate.enexhl.jp/company/ )の親会社、
伊藤忠エネクスホームライフ東北株式会社
当該社員は22日より休暇を取得し、友人と関東地方のキャンプ場に26日まで宿泊。その中の友人の一人(岩手県非在住)が28日に新型コロナウイルスの感染の陽性と判明したことを受け、自宅待機を経た翌日7月29日朝にPCR検査を受診したところ、陽性と判定されたことが本日夕刻にわかりました。
当該社員は27日、28日の二日間勤務、内勤を行っておりますが、お客様と接する外勤業務には、従事しておりません。
現在は、医療機関に入院しております。
また、当該社員が勤務していた事務所については28日中に全ての執務場所等の消毒作業を行っております。あわせて、昼食を共にするなどの濃厚接触した可能性がある他の社員については、現在自宅待機のうえ、保健所の指導の下で、健康状態の定期的な確認・報告を指示しております。
会社がキャンプ目的の休暇を、容認したことが全ての始まり。。
初歩的な感染対策「三密を避ける」を、会社ぐるみに怠っていた。
で、会社は、
「誰もがかかる可能性がある感染症だと認識してほしい」
と。
罪人の言い逃れにしても、雑過ぎる……
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