日本法は、正当防衛の成立には厳しい。
その背景の一つしては、
正当防衛の根拠の一つ、法確証を、
一義的には国家が担う、
という見立ても影響しているのかも。
ちなみに、
国家的法益の法確証を一義的には国家が担う旨は、
経団連事件の東京地裁判決でも指摘されている。
法確証は、一義的には国家が担う
その大前提は、(暴力装置を備えた)国家権力に対する強固な信頼、或いは、盲信。何かあれば、国家権力が守ってくれる、という信頼、或いは、盲信。
ところが、中日新聞朝刊は、
時の権力者への盲信を嘲笑った(これ自体は無問題)上で、
なぜか自粛警察を叩いていた。
その冒頭部分だけは、
にて公開されている。
分かりやすい矛盾です。
権力への盲信が崩れたときから、自粛警察を含む自発的な秩序回復(「秩序の空白」を埋める過程)が始まるのに、権力への盲信だけでなく、自発的な秩序回復(「秩序の空白」を埋める過程)をも、等しく叩いている。
言うまでもなく、自粛警察を含む自発的な秩序回復を支える基盤は、法確証としての正当防衛。
言うまでもなく、自粛警察を含む自発的な秩序回復を支える基盤は、法確証としての正当防衛。
なのに、権力への盲信だけでなく、自発的な秩序回復(「秩序の空白」を埋める過程)をも叩けば、
残るものは、無秩序だけ。
無秩序の中では人は生きられない。
ここまで分かりやすい矛盾を中日新聞がわざわざ提示した理由は、二つ。
独裁者・大村秀章擁護のため。
と
河村たかし市長・高須院長叩きのため。
河村たかし市長・高須院長らによるリコール運動を、
粗暴かつ自己中心的な暴挙、
であり、
安倍晋三への盲信と地続きである
という印象を植え付けるため、
SNSを駆使していた若もんを嘲笑の題材として取り上げ、かつ、警戒すべき悪として、自発的な動きである自粛警察を攻撃したのでしょう。
実際のところ、愛知県知事に対するリコール運動は、イデオロギーや道具の違いでは説明付かないですけど。
そして、中日新聞は、その報道力の粋を結集して、
独裁者・大村秀章への盲信を維持しようとし続けている。
で、あの中日新聞記事は、
「SNS使う若もんは、我々「第四の権力」と「大村秀章」に盾突くな。自前の権力を持とうとするな」
という威圧メッセージ。
中日新聞社を含む在名メディアと独裁者・大村秀章だけが満足するメッセージ。
ちなみに、大村秀章には、裏切ってでも勝ち馬に乗る習性がある。
#大村知事のリコールを支持します
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