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「西部開拓時代の自警団」と「新中国の紅衛兵」との分岐点。自粛警察編。

2020-07-17 19:47:13 | 日本語動画

当方の自粛警察に対する見立ては、


にある通り。
十九世紀半ばのジャクソン大統領の頃、
西部開拓の頃の田舎町で窃盗犯が出たケースを、
念頭に、自粛警察を捉えています。

……事件が起きると、方々から村人・町人がゾロゾロと出て来て、
自警団やら捜索隊やらが組成され、活動する(勿論、鉄砲で武装している)。

当時の凶悪事件
にも「自警団」がちらりと出てきます。

政府? 
当時、幌馬車で何日も掛かる場所にある地域です。
「秩序の空白」は、住民たち自身の手で埋めるしかないのです。
誰も、指図などしてくれないのです。
そういう「秩序の空白」を埋める動きに注目して、
当方は自粛警察を捉えています。


たしかに。


ただ、文革や自粛警察を、指導者サイドではなく、若もんサイドから見ると、
「秩序の空白を埋める『下から』の動き」
(文革直前の中国では、大躍進の結果、国中が引っ掻き回されて「秩序の空白」が生じていました。)

なので、
自粛警察≒文革≒西部開拓時代の米国西部、
と当方は見ています。

文革の場合、「秩序の空白」を生み出した大躍進の旗振り役と、文革の言いだしっぺが同一人物、という奇怪さは、要注文だと思います。
「秩序の空白」を埋めようとする「民」の動きを、権力によって操作・誘導される恐れがある点で(操作・誘導されれば、もはや自由主義・民主主義とは程遠い動きになってしまいます。)。操作・誘導への防御策、思案を巡らしたいです。

とコメント。

操作・誘導への防御策
は新型コロナウィルス後の社会にとって、不可欠となるでしょう。
「民」に対する権力からの操作・誘導は、何時でも起きうるから。

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