リスクとコストは、トレードオフ。
このバランス感覚は、
保険・海商で、身に付くことです。
保険・海商は、言うまでもなく、
元来、B2Bの世界
(生命保険は横に置きましょう)。
リスクを引き受けさせようとすれば、コストに跳ね返り、
コストをケチろうとすれば、リスクを被る。
モーリシャスの海難事故も、
「リスクとコストは、トレードオフ」
を念頭に置くと、理解しやすいです(特に保険周り)。
情報の非対称性に乏しく、かつ、冷徹な勘定で済む世界ならば、
免責は、コストをケチるための手段として、使える。
ところが、消費者が絡むと(≒情報の非対称性が生じると)、
「リスクとコストは、トレードオフ」
にもう一つの項が付く。
信頼
という項。
売り物について、情報の非対称性がある状況下で、
値下げのための売り主によるリスク回避行動は、
売り物の品質に問題がある、
という売り主からのシグナルとなる。
その結果
「薬害が起こっても責任は取らない」と契約書面に書いてある上に
— 麻辣 (@E3TYJidn7GUxltO) September 2, 2020
2021年4月までに日本国内の支部を全て撤退させる予定のアストラゼネカが日本人に無償で提供するコロナワクチン
🧐
ワクチンに副作用があっても
— ユウ (@yuuki297466) August 29, 2020
責任を負わないといってる
アストラゼネカ…
来年 今より怖い事態になりませんように😢
国内の支店・営業所 21年4月目途に全て閉鎖https://t.co/voXhLFWXnc
新型コロナワクチンの場合では、販社ファイザーの訴訟費用を日本政府が支払うとも。
— 中津川亮 (@nakatsu28) September 5, 2020
何様ですか?ファイザーって。
しかも買い手にも、
メーカーが補償しないワクチンを国民に打たせ、被害が起きたら国民の税金で賄えと言う政府を支持する日本人のみなさん、お元気ですか?
— 浅井 寛 (@Pon_1970) September 5, 2020
税金は私たち、みんなのものですけど、ご自覚ございますか?
日本、米ファイザーとワクチン供給基本合意 6千万人分:日本経済新聞 https://t.co/CEs8sw6hJD
— Linden(林田)自由民主党から自由と民主主義を守って欲しい😰 (@LindenMesicku) August 1, 2020
副作用等で日本で訴訟が起きた場合、ファイザー側の訴訟費用と賠償金は日本政府が出す契約だそうだけど、ホントかな。被害者の日本人じゃなくて、ファイザーの方を守りたいらしい?
ファイザーのコロナワクチン副作用の訴訟費用を日本政府がメーカーに保証する様です。米国内ではトランプが薬価引き下げをメーカーに求めてるのに対し、オリンピックやりたいから日本は足元見られてます。これは売国行為ですよね?https://t.co/oc6nJeSXZh
— gaucho (@gaucho43907906) August 3, 2020
情報の非対称性が解消されないまま、
売り物を使わせようと消費者に強いれば、
市場自体が消滅する恐れさえある。
(消費者には市場から退出する自由がある)。
その兆候
マサチューセッツ州でインフルエンザワクチンを30歳以下の全学生に義務化。
— ゆーじ (@Yuuji__Y) September 4, 2020
義務化はあり得ない。
僕たちの自由や人権を絶対に奪わせてはならない。https://t.co/3VON24IT4x
この手の接種義務を回避する裏技は、ドクターから「こいつに打ってはならない」という旨の書類。徴兵回避でも使われる手法です。この裏技使えるかどうかは、カネとコネ次第ですけど……
ちなみに、当方は川崎病罹患経験があるため、接種義務の類は回避しやすいです(川崎病を知らぬ医療従事者は、少なくとも日本国内にはいませんから)。
接種義務と日本国憲法・国賠法との相性の悪さは、
にて触れています。
リスクとコストは、トレードオフ。
「医療産業が消滅する」リスクを取ってまで、一医薬品(しかも中身も効能も副反応も不明瞭)をごり押しするコストを費やす意義を、当方は全く見出せない。
それから、ドケチの立場から申し上げると、
タダより高いモノはない。
タダのモノを引き取る際、
あまりに大きなリスクを背負わさせる結果、
余計なコストを後々、払わされる恐れが高くなるから。
(諸々の悪徳商法の原点です。)
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