かつてNHK教育の「にこにこぷん」
じゃじゃ丸、ピッコロ、ポロリ
が登場していた(昭和末期の話です)。
じゃじゃ丸は、
三味線を弾くネコ。
ピッコロは、鳥類のペンギン。
飛行能力の無さは、シルエットから一見明白。
ポロリは、ネズミ。。。
捕食者相手に動じない度胸に、気付かされます。
これら三名、
親についての描写は一切出てこない。
子たちへの配慮として。
一方、
「みなみけ」(仔細については各自検索を)では、
アニメ版・漫画版ともに
親の存在が一切出てこない。
登場人物を絞る事で、
話を作りやすくしつつ、
声優さんへの出演料総額を少なくすることができる。
親の存在が一切出てこない
というアプローチは、
(製作費をケチる必要がある)
いわゆる深夜アニメの定跡。
しかし、、、
新ポケモンも新プリキュアも、主人公は両親と別居
かつての幼児向けアニメは「家族が中心、母は専業主婦」が主流
昭和から平成にかけて放送開始した幼児・子ども向けアニメに目を向けると、そこには「家族」の姿がありました。
今更?
今後、選択的夫婦別姓や同性婚が法律的に認められたりするのであれば、そんな家族の中で生まれ育つ幼児向けアニメ主人公も出てくるかもしれませんね。
先述の「みなみけ」には、
男と間違えられた辻褄合わせとして、
男と間違えられ続けている女子小学生
と
身元を隠す必要性に迫られた結果、
女子の服を着続けさせられている男子小学生
(なお、服選びのセンスが向上し続けている)
が登場する。
幼児・子ども向けアニメでこんなことをすれば、
……ストーリーの癖が強くなり過ぎる。
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