投資用不動産物件を眺めていると、最近、
ホテル・ゲストハウスを含む宿泊施設を
見かける機会が増えた。
結構な安値で売られている。
他用途への転用には、
結構な改装費用が掛かりそうだなぁ、と。
改装したところで、大して収益を上げられないだろうなぁ、
という侘しい立地。
華の宿 足音消えて 黴の沼 (舶匝)
さて、
「感染者増加の渦中、始まる「Go To」 観光支援に1兆3千億円超 巨額事業の要点は?」
を紹介する
に接して、少々。
旅行業の裾野は、広い。
業態を眺めると、
小売・飲食・宿泊だけでなく、
鉄道・パス会社(地域交通の赤字を旅行客向け輸送で補う会社は少なくない)にも、及びます。
また、使用される設備は、
サッカー台、厨房機器、土地建物だけでなく、
鉄道車両、レール、枕木、大型バスにも及びます。
他業態への転用は容易ではない品々ばかりです。
なので……国から一銭も出さないは、各地域を締め上げるも同然。酷な話。
ただ、流行地からの旅行客を野放し、では、旅行業の苦境はかえって長引いてしまいます。
ただ、流行地からの旅行客を野放し、では、旅行業の苦境はかえって長引いてしまいます。
新型コロナウィルスの流行が落ち着いても、
以前の通りに戻る、とは考え難いです。
日本は既に、人口減少し始めていますから。
経営統合や設備廃棄を促す補助金に、
少しだけでもシフトすべきかもしれません。
(ちなみに、化学産業は経営統合・設備廃棄がそれなりに上手くいった。そして、何とか生き残っている。)
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