フォークランド紛争の存在を当方が知った媒体は、
中学生の頃に読んだ「サッチャー回顧録」
地図帳でその位置を確認して、改めて驚いた覚え。
英国・アルゼンチン両国にとって遠い孤島。
そして、英国・アルゼンチン両国にとって、
面倒な戦争であった事は、
からも垣間見えます。
で、フォークランド紛争は各国の戦史研究の対象。
(日本では、防衛省防衛研究所の「フォークランド戦争史」
当然、中国人民解放軍も研究済みでしょう。
尚、戦史は、将校や幹部自衛官のための学校で教授される科目です。
で、最近目に留まった記事は、
『元海自特殊部隊員が語る「中国が尖閣諸島に手を出せない理由」』
なにしろ、制海権がなければ、船舶を使って大型の物品や大量の物資を運び込むことはできないし、制空権がなければ、その船舶を空からの攻撃から守ることも、島嶼(とうしょ)に展開させている地上兵力を守ることもできないからだ。特に、絶海の孤島である尖閣魚釣島のような地理的条件の場合は、これが顕著だ。
(制海権や制空権は近年、海上優勢、航空優勢と表記されることもあります。)
ちなみに、
アルゼンチンはフォークランド紛争の敗北後、
政権トップが失脚。
政権の帰趨を孤島に賭ける無謀さを、
理詰め重視の中国政権幹部たちにはないでしょう(中国の国是は「科学主義」)。
まあ、、、
政権の帰趨を孤島に賭ける無謀さ、
なぜかサッチャー首相には、ありましたけど……
(あの気質は共感できるのですけど……)
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