人吉市を含む被災地は、自民党の地盤。素早い災害派遣も、権力闘争の一環。 にて選挙区について軽く触れた。
ついでに呪われた選挙区についても。
愛知七区。
主に、名古屋のベットタウンによって構成されている選挙区。
当選者から、薬物使用による逮捕者を出した選挙区です。
今は、山尾志桜里の選挙区。
ただし、その地盤は緩い。
そもそも当初の山尾志桜里の後援会会長・野々山利博は、愛想が尽きて離れた
(ちなみに、野々山利博は、愛知県農業総合試験場に勤務していた研究者。)
地元知識人から見放された以上、
地盤固めのために、人望を丁寧に売り込む必要がある。
しかし……
これ、分かりやすい記事!
— 山尾しおり (@ShioriYamao) June 30, 2020
Q:野党はなぜ改憲議論しないか?
A:議論すると共産党から対立候補立てられちゃうから。 pic.twitter.com/FwDpdnfIQc
という、攻撃的な嫌味を返す始末。
……つまり、ないものは売り込めない。
人望・人格(・智恵)が少しでもあるならば、
「認識・意見の相違があるようです。相違を埋めるため尽力したいです。」
とか、
やや強めに、
「安倍晋三の暴走を、今の憲法は止めることができていません(昨年の臨時会開催要求の黙殺をお忘れですか)。権力の暴走を止めるための改憲は、いけないことでしょうか。」
などという言葉が出てくるものです。
ちなみに、
野党と市民連合の約束も忘れちゃって残念ですね。
— 西山あさみ *日本共産党* (@n17asami) June 30, 2020
そして2017年共産党は候補者を立てず山尾さんを応援したわけで。
小選挙区で候補者立てないってマイクで日本共産党って言えなくなるから比例にも響くかもしれないの覚悟でやってるわけです。
このツイートはどうかのかね。 https://t.co/WPhAh9Thop
に登場する「野党と市民連合の約束」とは、
1 安倍政権が進めようとしている憲法「改定」とりわけ第9条「改定」に反対し、改憲発議そのものをさせないために全力を尽くすこと。
「安倍政権が進めようとしている」という修飾語があるため、
安倍晋三主導以外の憲法改正は
「約束」の対象外であると解釈できる文面です。
日共もその解釈を承知の上でサイン。
万が一承知していないならば、日共中枢部は「資本論」すら読めない貧しい読解力の持ち主に占拠されている……理論の構築・理解が日本共産党の要なのに。
愛知七区に、
日共が候補者を立てれば、
山尾志桜里の小選挙区での落選は、堅いです。
ただし、重複立候補していれば、
次点候補の比例での復活当選も堅い。
愛知七区は惜敗率が高くなりやすい選挙区なので。
なので、愛知七区の事情は、総選挙の政党別獲得議席数に殆ど影響なし。
重複立候補制度には、落としたい候補者を落とせない弊害、そして、投票する意欲を削り落とす弊害……。
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