(今回も文章からは、少し離れます。御免謝を)
順番は大切です。
順番一つで、人の注意の向け方、見せ方が劇的に変わるから。
例えば、周期表を上下反転させるだけで、周期表の見られ方が変わる。
この動画で、
博士の手元にあった扇子、
たぶん、京都山科のあとりえ綾
の周期表扇子2019年ver.でしょう。
「1本3,340円(税、送料別)」です。
企画は、名和長泰さん。
九州の高校に勤務する先生。
別動画で登場する周期表の法被
冒頭で博士が、淡々と「周期表法被」を着用する場面が出てきます。
これも、名和長泰が企画。
ありふれた物品に周期表が乗るだけで(ソーシャルな位置関係が少し変わるだけで)、
受け手の受け止めた方は、劇的に変わります。
たとえば、
イングランド銀行金庫室内の金の延べ棒に囲まれる化学者。
金は化学的にはやや退屈な物質。
ゆえに、この組み合わせは、
金の価値を相対化してしまう威力。
(特に、政治的表現では、ソーシャルな位置関係を少し変える表現が、絶大なる威力を発揮しやすいです。)
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