当方は、国際私法でお馴染みの
最判昭和56年10月16日民集35巻7号1224頁(マレーシア航空事件 https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=54253 )を思い出します。
一方、
【ゆっくり事故調査委員会特別編】航空事故の法律入門
は、、、控えめに言って、難の多い内容。
特に、各遺言方式の使われる場面が、全く頭に入っていない様子。
(例えば、民法979条は主に、海賊に襲われ受傷したとき用の規定だよ)。
また、
航空機周りに於ける法的問題の花形・マレーシア航空事件も押さえていなかった模様。
尚、航空機関連の判例・裁判例は
「国内航空判例および判例評釈一覧」(関口雅夫 新田浩司 工藤聡一 )
が詳しい。
民事・商事からも、刑事からも、公法系からも、入りやすい分野(民訴法の学者さんが判例評釈を書いてると思えば、刑法の学者さんが論文書いていたりもします)。
最後に、上記マレーシア航空事件は、「国内航空判例および判例評釈一覧」に記載の通り、名古屋地裁・名古屋高裁で扱われた事件。
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