習ったことない言語でも、原典に当たることは、大切。
注意書き
「スペインの新型コロナ抗体調査中間レポート全訳|村中璃子」 |
なる一万円の記事、買う必要ないです。理由はこの記事を見れば、察しが付きます。
Google翻訳バンザーイ。
さて、
「抗体保有率は全国で5%」と発表された、スペインの抗体調査の中間報告を全訳しました。
— 村中璃子 RIKO MURANAKA (@rikomrnk) May 14, 2020
ワクチンがない状況の中、どうやって新型コロナウイルスとつき合って行ったらよいのか。メディア記事以上の情報から自分で考えたい方にお勧めの記事です。https://t.co/VrSbYZgdfT
に、
スペイン語なのに「を全訳しました。」って、村中璃子さん、スペイン語も分かるの! そういえば、下のインタビューで、スペイン語を勉強しました、って仰ってたな。https://t.co/jwG505THis
— 20200327 (@n4c2EsjflrU6id7) May 14, 2020
ミッシェルさんによれば、これが原本なんだそう。https://t.co/YECFe1ac3nhttps://t.co/J7njYdkeJS
という物言い。
編訳自体は、スペイン語から英語にgoogle翻訳、英語から日本語にgoogle翻訳だろうと見ていました。
編訳自体は、スペイン語から英語にgoogle翻訳、英語から日本語にgoogle翻訳だろうと見ていました。
なので、「を全訳しました。」を、当方は気に留めていませんでした。
で、原文の
を眺めました。
文章部分は四ページ程度、あとは図表ばかりです。
スペイン語は仏語っぽいので、仏語の素養があれば、ある程度(yes noや男女の区別程度は)は何とかなるものですけど、、、Google翻訳を使わずに眺めて、
「あれ?」
と思った点が一つ。
それは、、、
調査対象群の人口分布が歪。
原典に登場する調査対象群は、高齢側にかなり偏っています。
原典に登場する調査対象群では、最頻値は四十代後半。
五十代前半が四十代後半とほぼ同数。これも、スペインの人口ピラミッド的にはあり得ない。
スペインの人口分布(人口ピラミッド)は
にある通り、最頻値は四十代前半。原典の五ページ目にも、調査対象群と実際のスペイン人口分布との違いが表示されています。
で、この違いは、原典四ページ目に出てくる通り。
で、捕捉率は六割台前半。信頼度は……という感じ。
地域毎の抗体保有率を眺めると、
一割台の地域もあれば、一分程度の地域も。
スペインの国土は、日本の約1.3倍。
マドリッドやその近郊で、高めの数値。
……サンプリングや検体採取に、
難がありそうな気がします。
原典を見る限り。
ちなみに、
「スペインの国土は、日本の約1.3倍」
は、高校地理の知識ではなく、
です(撮影時期は、カタルーニャ独立の頃の模様)。
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