交通事故の裁判例を見れば、一目瞭然です。
落命した場合、
損害賠償の対象は主に、被害者が失った(得たであろう)賃金総額の現在価値。
一方、生き延びた場合、
損害賠償の対象は、
被害者が失った(得たであろう)賃金総額の現在価値だけでなく、
被害者が必要とす介助・介護費用(勿論、被害者の一生分)にも及びます。
介助・介護には、
労働力(しかもそれなりの知識・技術を備えている事が必須)を要します。
そのため、被害者一人のために、億を超える介助・介護費用を必要とすることも。
なので、
重い副反応が出た場合に、主として介護にあたるのはおそらく母親である。間もなく10年を迎える人もいる。
— 🌸 中谷康一 Koichi Nakatani (@knakatani) June 28, 2020
接種する前に、父親も交えて最悪の想定についてよく話し合っておく必要がある。#HPVワクチン https://t.co/KjcHTSqTZ3
は至当なツイート。
HPVワクンチ被害者の様子
は、その重篤さに於いて、重度の交通事故被害者に匹敵。
バイクの免許を取ろうと決意した子に
「ちょっと待て。クルマと違って、守るもの何もないぞ。バイクには」
と諫めるようなツイート。
(年長者には、若もんの勇み足を諫める役割がある。)
どうもどうも(@Taaaa_pppp H16卒 内視鏡外科医)にとっては、退院すればそれで一件落着でしょう。
しかし、被害者とその家族にとっては、
被害者が生き続ける限り、
被害を負い続けるです。
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